小仏バス停9:35~小仏峠10:45/11:00~小仏城山11:35/12:50~一丁平1:30~富士見台休憩所14:30/45~かすみ台15:45/55~リフト山頂駅16:00
山の会の仲間との山行は小仏城山のいも煮山行です。新型コロナの影響で中止になっていた山形のいも煮がたくさんの人で賑わっていたというニュースが流れていました。ようやくイベントなども開催できそうになってきたようです。
高尾駅から出発する小仏行きのバスは平日にもかかわらずたくさんの人です。臨時バスも出るようでした。
小仏バス停から舗装道路を歩くと車止め、ここまで車で来る人も多いようで小さな駐車スペースには数台の車が止まっていました。
咲き始めたシュウカイドウ、赤いミズヒキなど秋の花が咲く林道を緩やかに登って行きます。道端にはキロポストがあります。ここはかつての甲州街道で、県道516号浅川相模湖線として整備されたところです。車は通ることが出来ませんが道端にはキロポストの金属標が置かれていました。
小仏峠で一息を入れたのち木の根がうるさい山道を登って行きます。やがて木の階段をひと登りすると小仏城山の山頂です。
展望が開ける山頂にはかき氷で有名な城山茶屋が店を開いていました。ここのベンチに腰を下ろしいも煮を始めることにします。担ぎ上げた食材はさといも、ごぼう、きのこ、ニンジン、長ネギなど、牛肉も一応A5ランクの和牛です。
少し時間はかかったもののまずまずの美味でした。何時も通りカレー味のうどんで〆てみました。
小仏城山からは高尾山を目指して下ることにします。途中、ハイキングコースを離れ左手の道を下ることにしました。左手の斜面は伐採が行われ広く開けています。まだ高尾山ではシカによる食害はないようですが、伐採地を囲むように獣除けのネットが張られていました。
一丁平からは再びハイキングコースを離れ左手の道を下ります。もみじ台の分岐からは右手の道を富士見台へと歩きました。富士見台の東屋には大きなもみじ、まだ早いもののしばらくするとあたりを真っ赤な紅葉が彩ることになるでしょう。
高尾山の山頂をめぐる5号路から薬王院に向かいます。ここも紅葉の綺麗なところです。大きな薬王院の裏手には福徳弁財天が祀られています。狭い岩穴の先に弁財天が祀られているようでしたが狭く入ることが出来ませんでした。
たくさんのハイカーと一緒に1号路を下って行くとやがてかすみ台です。展望台からは都心のビル群が見え隠れしています。晴れていれば見えるはずのスカイツリーは見付けることが出来ませんでした。
帰りはエコーリフトで山麓駅まで下ることにします。ケーブルカーに比べあまり利用する人が多くないようです。目に前には低い高尾南陵の山並みが見えていました。
久しぶりの鍋山行、担いできたのはコッヘルやストーブと食材、少し重かったようですが広い山頂で囲んだ山鍋はそれだけで美味しいものです。来年も鍋を担いでの山行ができればと思うところでした。
高尾山のハイキングコースの紅葉はまだ1月ほど先でしょうか、それでも登山道には秋の花が咲き始めていました。