高尾山自動車祈祷殿8:15~稲荷山コース登山口8:25~展望台9:30/40~捻挫介護10:00/10~6号路分岐10:15~5号路10:30~1号路トイレ10:40/50~高尾山10:50/11:25~薬王院11:45~浄心門12:00~2号路~霞台下12:10~病院コース登山口12:40~高尾山自動車祈祷殿13:00
今年最初の山行は高尾山の初詣山行です。予定では日の出山を計画していましたが天気とクラスでは風が強いようで奥多摩ではCランクとなっていたようです。
たどり着いた高尾山自動車祈祷殿の駐車場はたくさんの車、自動車の祈祷で訪れた人は少ないようでハイキングのほか、初詣に訪れた人が多いようでした。
清滝駅近くの稲荷尾根入口から山頂を目指すことにします。良く整備されているものの最初から階段が続く急坂は高尾山のハイキングコースの中でもきついものの一つです。
正月のトレーニングはじめと言うことでしょう、中学や高校などのバスケットや野球チームの若者が山頂を目指しています。さすが若いもので急な階段を駆け上がる若者もいます。
小さな岩場、長い階段、しばらく登っていなかった稲荷山コースは思いのほか長い登りでした。
たどり着いた稲荷山の展望台、かつては東屋があったところですが今はベンチだけになっています。早朝は小雨が降っていたようで曇りがちな空の下に都心の展望が広がっています。目を凝らすとビル群の中にスカイツリーの尖塔も見えているようでした。
展望台を越えると露岩交じりの尾根歩きです。木の階段などが整備されていますが歩幅が合わないため少し歩きにくいところです。
緩やかに階段を上って行くと足を引き釣りながら下ってくる女学生、足をねん挫したようです。教員が付き添っていましたが応急処置もできないようです。妻が持っていたピタットシートとテーピングテープで応急処置、やはり低い山でも応急処置の備えは必要と言うところでした。
6号路へ下って行く道を右に分け、緩やかに階段を上って行くと山頂直下の5号路です。ここを右に1号路のトイレに立ち寄ってから山頂を目指すことにしました。
たどり着いた山頂はたくさんの人で賑わっています。若いグループ、トレーニングの学生など、富士山を目の前にする展望台は記念撮影の人で溢れていました。
初詣山行と言うことで久しぶりにたくさんのハイカーで賑わう1号路を下って行くことにします。薬王院の本殿はたくさんの人、急な石段には長い参拝者の行列が出来ていました。
四天門からは緩やかに1号路を下って行きます。ケーブルカーを利用し山頂を往復するのか、かなり高齢のグループも登ってきます。
やがて道は洗心門、「霊気満山」の扁額が掲げられたところです。ここから2号路をたどることにしました。わずかに下ると分岐、右手の道は3号路として山頂直下で5号路とつながる道です。
歩く人が少ない2号路は緩やかな散策路と言ったところ、やがて霞台から下ってくる道を合わせ、病院コースと呼ばれる露岩の急坂を下ることになります。急なものの比較的簡単に稜線に登ることが出来るため、登りに使う人も多いところです。
滑りやすい露岩の急坂を下って行きます。やがて道は2手に分かれます。右手に道は琵琶滝へと下って行く道、我々は左手の道を高尾病院の裏へと下って行きます。この道はサイハイランの咲くところです。
たどり着いた病院コース入口からわずかに下るとケーブルカーの清滝駅です。駅の前はケーブルカーで下ってきた人などでかなり混雑していました。
今年は年初から能登半島地震、日航機の衝突炎上事故、北九州の火災など、なかなか大変な年明けになってしまいました。山の事故などに合わず楽しい山行が出来ればと思いながらの初詣山行でした。