高尾山~山頂で山ご飯~ 


標高
高尾山 599.3m
山域
中央線沿線
登山日
2024年1月22日(水)、晴れ、6℃
歩程
行動時間 3:55、歩行時間 2:20
歩行距離
6.3km
標高差
120m
累積標高差
+223m、-499m
登山口
高尾山自動車祈祷殿mapon
交通機関
 往路:高尾山ケーブル・高尾山駅、 復路:自家用車・高尾山自動車祈祷殿
登山コース
高尾山駅~(1号路)~高尾山~(稲荷山コース)~清滝駅
コースmap
高尾山(GoogleEarthで作成)

 

 コースタイム


高尾山駅9:35~薬王院10:00/10~6号路分岐10:30/35~高尾山10:45/11:40~稲荷山コース分岐~稲荷山展望台12:20/40~清滝駅13:15/20~高尾599ミュージアム13:30

 

 高尾山駅~1号路~高尾山


1年で一番寒いという大寒が始まったばかりですが連日寒い日が続いています。天気予報では都心でも朝はマイナスとなるとか、今年の冬は昨年に比べて寒い冬になるのでしょうか。

汚水カラーマンホール
高尾山ケーブルの清滝駅

今日は高尾山ケーブルの高尾山駅から山頂への軽いハイキングです。ケーブルカーの滝本駅は平日にもかかわらずたくさんの人です。たどり着いた高尾山駅からは1号路を歩き始めます。

高尾山駅から歩き始め
1号路に遊歩マップ
小仏城山、陣馬山へと続く遊歩マップ
たこ杉

途中にあった切り株には福をもたらすという七福神、切り株神社に供えられたお賽銭は神変堂へ浄財として奉納しましたと書かれていました。

切り株神社に七福神
山門には霊気満山
神変堂
高尾山境内の案内図

霊気満山の扁額が掲げられた山門をくぐると男坂と女坂、今回は急な階段がある男坂を登ることにします。

修行大師の石像が見守る階段の傍には百八の石の階段の案内板があります。「この石段は百八段あります。百八とは、人間の限りない悩みや苦しみの煩悩を意味するものです・・・」と書かれていました。

男坂に108段の階段
108段の案内板
茶店にはお団子やソフトクリーム
奉納杉苗

奉納杉の名前が掲げられた参道を進むと、高尾山の扁額を掲げる四天王門です。増長天、持国天、多聞天、広目天の仏教四大守護神の像が安置されています。

境内にはカラス天狗や修行大師堂、お守り授与所などがあります。ここでお札やお主守を求めていく参拝者も多いようです。

見上げる高尾山の山門
カラス天狗
修行大師堂
石段の上に仁王門

石段を上った先は朱塗りの薬王院本堂、浅間神社へと続いています。我々は大本坊の脇からふじ道を通り、5号路へと向かうことにします。秋には真っ赤な紅葉に包まれるところで、階段の登りもなく簡単に山頂を目指せるところです。

山頂直下をめぐる5号路から1号路のトイレ前へ、大きなトイレは山頂を目指す参拝客も合わせかなり賑わっています。トイレの水場には最近ネットなどにも登場する「やまご飯のすすめ」ポスターが張られていました。

大本坊の脇からふじ道
トイレに「やまご飯のすすめ」
高尾山の山頂
十三州大見晴台

たどり着いた山頂には十三州大展望台の標柱が建っています。ここから見えるのは駿河、甲斐、信濃、越後、上野、下野、常陸、上総、下総、安房、相模、伊豆、武蔵の国々の十三州とか、木の生い茂っている現在では越後や信濃、上野、下野の山々を見ることはできないでしょう。

展望台からは犬越え路の上に白い雪を被った富士山がそびえていました。

山頂の東屋で担ぎ上げてきた山ご飯です。

展望台からは雪を被った富士山
山頂の東屋でやまご飯
担いできたパスタの食材
フィットチーネとサンマ缶

今日の食材はフィットチーネとサンマの缶詰、キャベツ、ピーマン、ブナシメジ、ニンニクと水菜、コンソメと塩コショウ味のパスタです。フライパン一つで調理できるためコッヘルも不要、食材なども軽くて済むのが便利です。

小さなガスとストーブをもっていきましたが、寒い山の上ではガスの火力が落ち調理に少し時間がかかってしまいました。

 

 高尾山~稲荷山尾根~高尾599ミュージアム


山頂からは都心の展望が広がっています。霞むビル群の中に見えるのはスカイツリーの尖塔、その手前は新宿のビル群のようです。右手には横浜のランドマークタワーが見えているようですが霞の中に溶け込んでいました。

山頂からは稲荷山コースを下ることにします。まだ時計は12時前、まだまだ山頂へと登ってくるハイカーが多いようです。

山頂から都心の展望
山頂から下って行きます
5号路を通り稲荷山コースへ
振り返ると山頂へと登って行く階段

山頂を巻くように続く5号路から稲荷山コースへと下って行きます。このコースもまだまだ山頂を目指して登ってくる人が多いところです。良く整備された木の階段の道をしばらく下って行くと6号路への連絡道が右へと別れています。

ここからも良く整備されたハイキングコースが続いています。しばらく下ると稲荷山の山頂にたどり着きました。かつては東屋があったところですが現在はベンチだけが残っています。

6号路への分岐
たどり着いた稲荷山の山頂
都心の展望が広がっています
良く整備された木の階段

ここからも新宿のビル群など都心の展望が広がっています。しかし左手は梢が邪魔をし、筑波山などの山々は見付けることができませでした。

稲荷山のベンチで一息を入れたのち良く整備された木の階段を下って行きます。思いのほか露岩が多い急な坂道で、登ってくる人は荒い息をつきながら登ってきます。

登山道には高尾でみられるスズメバチ
照葉樹の林を下って行きます
赤い帽子を被った狐
木の階段を下って行きます

照葉樹の雑木林の道はやがて圏央道のトンネルの上を越え、回り込むように高尾山ケーブルの滝本駅へと下って行きます。

稲荷神社の小さな社の傍には赤い帽子を被った狐、これを超えると清滝駅は目の前でした。

目の前に高尾ケーブル清滝駅
高尾ケーブルの清滝駅

今回はケーブルカーを利用し軽い高尾山のハイキング、体力的にも軽い山登りが足にも合うようになってきているようでした。

 

 コースGPSmap


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