日影沢入り口8:30~646m峰9:20/30~送電鉄塔下10:00/20~小仏城山10:55/12:10~一丁平12:30/35~高尾山下分岐13:30~高尾山リフト山頂駅14:20
山の会の仲間との山行は高尾山です。今年の高尾山はすでに7回目、何時も登れる山ですが気軽に安全に登れるとことが何よりです。
たくさんの人が登ることもあり高尾山の登山コースはたくさんあります。1号路から6号路、稲荷山コースなどのほか病院コース、琵琶滝コースなど主なコースは一通り歩くことができたようです。
今回は小仏城山から高尾山に下るコースです。高尾駅からの西東京バスでたどり着いた日影沢、花のないこの時期、日影沢コースを利用する人はあまり多くないようです。
ここもまた台風の被害を受けているようで、日影沢入り口の遊歩道は通行止め、城山北東尾根への渡渉点も深く土削られていました。しかし下流側には踏み石もあり、川岸にも踏み跡が付いていました。
登山道は明るい雑木林の中を登って行きます。木漏れ日を浴びながら登る尾根道はすでに紅葉の時期を過ぎ、カサカサと音を立てる枯れ葉で覆われています。
ひと汗をかいた446mのコブで一息、さらに緩やかに登って行くと送電鉄塔にたどり着きました。送電線の先は大山や大山三ツ峰山、仏果山など東丹沢の山並みが見えています。
この周辺はまたワラビが生える草地、目の前にはタラの木も見付けることができます。春にはワラビ狩りなどと話していましたがハイカーの多いところでは残っていることも稀でしょう。人があまり入らないところでないと山菜取りは難しいものです。
送電鉄塔からは杉林の斜面を登って行きます。一度小さく下って登り返すと日影沢林道に出ました。
ここも展望が開けるところです。わずかに登ると小仏峠への道が分かれていますが通行禁止、今歩いてきた日影沢林道も崩壊個所があると言うことでトラロープが張ってありました。ネットなどの記事ではかなり崩壊個所が多かったようでまだ復旧工事が行われていないようです。
たどり着いた城山の山頂はたくさんの人です。時間はまだ早いようですが担いできたホウトウ鍋です。
近くのテーブルでは若い女の子がコッヘルで昼食の準備、パスタにフルーツサラダなどやはり若いだけあってメニューも違いがあるようです。
かぼちゃ、里芋、ニンジン、ぶなシメジ、長ネギ、水菜、油揚げ
里芋(下茹でをして醤油を絡ませていく)豚肉(味噌を絡ませていく)
和風だし、味噌、めんつゆ、酒、砂糖、七味唐辛子
かぼちゃ、里芋、ニンジン、ぶなしめじ、油揚げ、酒、和風だしを鍋に入れひと煮立ち、豚肉、長ネギを入れ、味噌で加え味を調えます。
ひと煮立ち、最後に水菜を加えて出来上がり。
ネットなどで見る範囲ではあまり新しいメニューは見付けれれませんが、鍋だけではなく目新しい山レシピを仕入れてみたいものです。
城山からは高尾山を目指して下って行きます。まだお昼を過ぎた時間、高尾方面からは汗を流しながらたくさんの人が登ってきます。
一丁平からは丹沢の山並みの上に雪を被った富士山がそびえています。もうしばらくすると冬至、この付近はダイヤモンド富士が見られる西の端です。
城山の山頂ではダイヤモンド富士は見えません。山頂に日は落ちることがなく西側の肩に落ちるようになります。高尾の南西側となるダイヤモンド富士を見ることができ、自宅周辺では年に2回、9月29日、3月14日頃に山頂に落ちる日を見ることができます。
紅葉台のピーク、高尾山の頂上は巻き道をたどり高尾山直下の大きなトイレにたどり着きました。ここから薬王院近くへと下って行く道があります。
3号路への道を右に分け車も通ると書かれた道を下って行くとあたりを真っ赤に染める紅葉が目に飛び込んできます。黄色と赤のグラデーションが綺麗なモミジ、逆光を浴びながら真っ赤に色付くモミジ、あまり歩く人は多くないところですがここが高尾山の隠れたもみじの名所なのでしょう。
薬王院からはたくさんの観光客で賑やかになった1号路を下って行きます。霞台を過ぎるとリフトの山頂駅、あまり利用する人は多くないようですが山麓駅まで5分ほど、かなり乗りごたえのあるリフトでした。