高尾山から一丁平 


標高
高尾山599m
山域
中央線沿線
登山日
2019年6月13日(木)、晴れ
歩程
行動時間 5:55、歩行時間 4:25
歩行距離
8.8km
標高差
137m
累積標高差
+500m、-765m
登山口
高尾山ケーブル・高尾山駅mapon
交通機関
 往路:高尾ケーブル・高尾山駅、 復路:自家用車・落合橋駐車場
登山コース
高尾山駅~薬王院~高尾山山頂~一丁平~6号路分岐~大山橋~清滝駅~高尾山口駅~落合橋駐車場
コースmap
高尾山

 

 コースタイム


高尾山駅9:20~薬王院9:50~高尾山山頂10:10/45~一丁平11:30/12:05~6号路分岐13:20~大山橋14:05/10~清滝駅14:55/15:10~高尾山口駅15:15

 

 高尾山駅~高尾山~一丁平


山の会の山行は高尾山の軽いハイキングです。

高尾山口の駅前で待ち合わせ、たくさんの若者でにぎわう土産物屋を通り抜け高尾ケーブルの清滝駅に向かいます。平日と言いながら若者や初老のハイカーなどでケーブルカーも込み合っています。

たどり着いた山頂駅から薬王院に向かいます。そろそろ熱くなりこの時期、観光客や子供ずれはそれほど多くないものの、我々より年配のハイカーが山頂を目指していました。

高尾山口駅で待ち合わせ
ケーブルの山頂駅から薬王院へ
参道から広がる都心の展望
参道に霊気満山の山門

四天王が祀られた山門から急な石段を登ると飯綱権現を祀る薬王院の本堂です。ここは神仏混合の歴史を残すところでしめ縄が張られた本堂からは唱和される般若心経が聞こえていました。

薬王院の山門
石段を登ると薬王院の本堂
さらに石段を登ると権現堂
急な石段を登って行きます

本堂から石段を登ると極彩色の権現堂、さらに急な石段を登ると山道が始まり程なく高尾山の山頂にたどり着きました。

山頂のベンチにはたくさんのハイカーが腰を下ろしています。丹沢の山々を一望できる展望台に立つと目の前には大きな大室山、それから続く稜線は犬越え路、蛭ヶ岳、丹沢山へと続いています。この時間、富士山の山頂は白い雲に覆われその姿を隠していました。

高尾山の山頂から眺める丹沢の山々
展望が広がる一丁平
大室山の上に雲に隠れた富士山
東海自然歩道の案内板

山頂から一丁平へと向かうことにします。もみじ台を超え緩やかに登って行くと一丁平です。ここは高尾の明治の森から大阪の箕面へと続く東海自然歩道の起点となるところです。

22のコースに分かれた総延長は1600kmとか、これを歩くのは結構大変でしょう。まずは関東ふれあいの道を歩いてからということです。中山道を歩いている人もいるようで山以外にもいろいろ歩く道があるようです。

 一丁平~富士見台園地~琵琶滝コース~高尾山口駅


今日の山頂は一丁平、ここからは琵琶滝コースを下り高尾山口へと戻ることにしました。もみじ台は富士見台園地の巻き道、高尾山の山頂も稲荷山への巻き道を通り琵琶滝コースへと下ってい行きます。

高尾山山頂の巻き道
稲荷山コースの分岐
琵琶滝コースへ
沢沿いの道を下って

息を切らせながら急な木の階段を登ってくるハイカーとあいさつを交わしながら下って行きます。やがて飛び石伝いに沢の中を下って行く道です。スニーカーにペットボトルの水だけを抱えた若者が少し不安げに沢を登ってきます。流れの中を登って行くとは思ってもみなかったのでしょう。

大山橋を渡り
沢沿いの緩やかな下り
琵琶滝に修験道の行場
岩屋観音
シダの説明版
たどり着いた清滝駅

琵琶滝の修験道の行場を超えると琵琶滝コースの入り口です。ここから舗装道路を僅かに下ると高尾山口の駅にたどり着きました。

 

 山で出会った花


この時期は初夏から夏の花に変わる時期、登山道脇に目を落とすと、ハギやクズ、トリカブトなど夏の花が大きな葉を広げ始めています。この時期目立つのは黄色い花ニガナ、タカトウダイやナンテンハギなどの花も咲いていました。一丁平の東屋の近くにはヤマボウシが赤や白の花を付けていました。

 タイカカズラ
 ヤマボウシ
 ヤマボウシ
 ヤマボウシ
 ヤマボウシ
 ヤマボウシ
 ヤブムラサキ
 ハナイカダ
 何の花
 オカトラノオ
 何の花
 キヨスミウツボ
 ヤマアジサイ
 ヤマアジサイ
 花が終わったセッコク

琵琶滝コースは珍しい花が多いところ。前回訪れたときに咲いていたイナモリソウはもう花柄さえもありません。大山橋のセッコクも見付けることができませんでした。土手に付けられた足跡の先には腐生植物のキヨスミウツボが芽を出していました。

 

 コース GPSmap


 クリックするとGPSLogをダウンロードします。

 

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