高尾駅7:50~金比羅台8:45/50~高尾山駅9:10/15~仏舎利塔9:25/35~薬王院9:45/50~高尾山10:15/25~一丁平10:55/11:40~小仏城山12:05/25~5号路分岐13:10~4号路分岐13:15~2号路蛇滝線歩道分岐13:45~蛇滝口バス停14:30
今年最初の山行は高尾山です。何時もたくさんのハイカーで賑わっている高尾山、中でも賑わうのが初詣と桜、もみじの季節です。新初詣のお客さんは例年27万人とか、初日の出を目当てに訪れる人も多いところです。
高尾山ケーブルが開通するまでは金毘羅台を越えて参拝したようで古い参詣道には道標や石仏も残っています。
たどり着いた高尾山周辺の駐車場はすでにたくさんの車で一杯です。高尾駅近くのコインパーキングに車を停めて金比羅台を目指すことにしました。
古い道標に導かれ民家の中を進むとろくざん亭の先から山道が始まります。落ち葉が降り積もる登山道は雑木林の中を緩やかに登って行きます。
近郊の人の散歩道とでもなっているようでザックも持たない軽装の人が下ってきます。しばらく登ると高尾山口からの道を合わせる金比羅台にたどり着きました。ここからは都心のビル群を一望することができます。スカイツリーの先には僅かに筑波山の山影が霞んでいました。
広くなった道はケーブルの高尾山駅を目指して登って行きます。清滝駅には長い待ち行列ができているようで、たくさんの家族連れや若者が息を切らせながら舗装道路を登っていました。
ケーブルカーの高尾山駅では名物という焼き団子や甘酒を商う店が、参道はまさに観光地そのものです。霊氣満山の神額を掲げる浄心門をくぐると高尾山の神域、その先には男坂と女坂を分ける常夜燈が建っています。
男坂は108段の急な石段、その先には仏舎利塔へ登る坂道があります。三密の道、苦抜け門と刻まれた石門をくぐると仏舎利塔が建っています。その前には高尾山修験の根本道場があります。師子慧童子と阿婆羅底童子の2人を従えた大きな飯綱大権現が祀られていました。
参拝客の流れに押されるように四天門をくぐると八大竜王や倶利伽羅龍、修行大師堂などが祀られています。さらに急な石段を登ると仁王門の先に薬王院の本堂です。本堂の前にはたくさんの参拝客の列ができていました。
薬王院からしばらく登ると高尾山の山頂です。目の前に大きな富士山を眺めることができる山頂もまたたくさんの人で賑わっています。
大室山と御正体山の間に白い雪を被る富士山、それから続く道志の山並みは滝子山の三角形の頂へと続いていました。
高尾山の山頂からは小仏城山に向かうことにします。明るいハイキングコースには小さなザックを担いだ族連れや若者のパーティが目立ちます。
一丁平手前のベンチに腰を下ろし昼食にしました。今日のメニューはお握りとフライパンで造るお餅ビザ、材料も手軽で思いのほか簡単に作ることができます。
たどり着いた小仏城山もたくさんの人で賑わっています。大学生のグループでしょうか暖かそうなうどんなどを造っていました。山行の経験も多くないのでしょうがそこは若者、重たそうな大きな鍋やカセットコンロなど体力は十分のようでした。
山頂にはトレッキングコースマップがあります。陣馬山方面から縦走してくる人、ここから相模湖へ下る人、高尾山へ戻る人、目の前の日影沢林道を下って行く人もいました。
我々はまだ足跡を残していない4号路、2号路を越え蛇滝口へと下ることにします。
もみじ山や高尾山の山頂は5号路で巻いていきます。山頂に比べやはり歩く人の数は多くありません。高尾山直下の公衆トイレからは4号路を下ることにします。薬王院の渋滞を避けるのでしょう、家族連れなど思いのほか多くの人が下っていました。
2号路蛇滝線と書かれた道標からは木の階段を下る道が始まります。目の前に圏央道を見ながらジグザグと急坂を下って行くとい蛇滝にたどり着きます。ここは水行を行っている修験道の道場でしめ縄が張られた結界の脇には清龍大権現堂の社が祀られていました。
ここからは舗装道路です。さらにしばらく下ると小仏バス停と高尾駅を結ぶ狭い県道にたどり着きました。蛇滝口のバス停は高速道路の高架の先にありました。