高尾山駅9:49~浄心門9:54~高尾山薬王殿10:10/13~5号路分岐10:30~もみじ台10:47/52~一丁平11:38/12:32~小仏城山12:51/13:43~小仏峠14:07~ヤゴ沢登山口14:34~小仏バス停14:53
関東の都心では葉桜を迎えようとする時期ですが高尾山の山桜はこの時期が満開、一丁平から城山へのハイキングコースは山桜のお花見ハイクが期待できるようです。
好天の週末、高尾山はたくさんのハイカーで賑わっています。高尾山口周辺の駐車場はどこも多くの車で混雑していました。
高尾山ケーブルも連続運転、それでも6号路などで登って行く人も多いようでケーブルカーの清滝駅は思いのほか混雑していませんでした。
ケーブルカーの高尾山駅からはたくさんの人で賑わう1号路を山頂へと登って行きます。お馴染みの切り株神社では新1年生をイメージして「さあお勉強をしましょう・・」でした。
浄神門、たくさんの奉納杉、日本遺産高尾山の山門などを越えると薬王院です。今回も急な石段を登らず薬王殿脇の富士見道から山頂直下の5号路へと登ることにしました。
混雑している高尾山の山頂は踏まず、5号路の巻き道をたどりもみじ台の分岐へ、ひと登りしたもみじ台は満開の桜の花に彩られています。ここでお弁当を広げる人も多いようです。
桜を眺めながら下って行くと再び分岐、右手の巻き道をわずかに登るとミツバツツジの群生地です。たくさんの花が咲いていますが枯れ始めた花もあり今一つでした。巻き道をたどると一丁平の直下です。
階段をひと登りすると一丁平、展望所からは丹沢の山々や富士山が眺められるところです。しかし春のくすんだ空の下で視界は今一つです。付近は山桜の花に彩られるところで、赤っぽい葉と花が一緒に咲く山桜は万葉の時代から日本人に愛された桜の一つです。たくさんの人がベンチや草原に腰を下ろしお弁当を広げていました。
一丁平からは小仏城山へと登って行きます。すでに陣馬山方面から下ってきたのか、若者が足早にかけ降りてきます。急なアップダウンが少ないこのコースはトレランを楽しむ若者にも人気のところです。
最後の階段を登ると小仏城山の山頂です。城山茶屋などのベンチはお弁当を広げる人で賑わっていました。
相模湖側のお花畑には花桃などが咲き乱れています。アカヤシオの薄紫の花、咲き始めたミツバツツジなど、この山頂は今が春真っ盛りを迎えようとしているようでした。
山小屋で売っていたもつ煮込み、冷やした甘酒など、山小屋としては結構の美味でした。日影林道が業務用に利用できるのでしょうが山小屋での水や食材の運搬は結構大変でしょう。しかし以前、影信山の山小屋でもやっていましたが、臼と杵でお餅つきもできるようでした。
下山は小仏峠から小仏バス停に下ることにしました。緩やかに下った小仏峠からは目の前に景信山の稜線、その山肌にはポツリ、ポツリと薄いピンクの花灯りが灯っているようでした。
小仏バス停に下山する人も多いようで、小仏のバス停では3台のバスが連続して出発していました。今の高尾山はたくさんの人が訪れる春の真っ盛りでした。