小仏バス停8:54~ヤゴ沢登山口9:17/25~小仏峠10:14/23~小仏城山10:49/12:27~峰尾山12:41/46~千木良登山口13:50/54~牛鞍神社14:06~弁天橋25:20~弁天島公衆便所14:21/31~相模湖大橋駐車場14:51/52~相模湖駅15:09
連日35度を超える猛暑が続いていましたが、ヒガンバナも咲き始め山には秋の気配が漂い始めています。山の会の仲間との山行は小仏城山の芋煮山行です。
何時ものように高尾駅の北口からバスで小仏バス停へ、休日と言うことでバスは2台運行でしたが曇り空のためかお客さんはあまり多くありません。
たどり着いた小仏バス停からは舗装道路の登りが始まります。暑かった真夏の最中は山歩きもままならず、足腰が弱ってきているようで芋煮の食材を詰め込んだザックがやけに重く感じられます。
ヤゴ沢の駐車場にはたくさんの車が止まっていました。ここからは山道が始まります。ヒノキなどの暗い山道をジグザグに登って行くとベンチが置かれた小仏峠にたどり着きました。峠では丹沢や高尾などの登山道が詳しく記された登山詳細図が売られていました。その傍には奥高尾縦走路がプリントされた手拭いも売られていました。
小仏峠から緩やかに尾根道を登って行くと小仏城山です。たくさんの人がベンチに腰を下ろし早いお昼ご飯です。城山茶屋では名物のかき氷、普通サイズで400円、数年前にも食べたことがありますがその時の値段と同じでした。
城山茶屋のベンチで担いできた芋煮です。芋煮の〆はカレーうどんにしました。
芋煮鍋の食材(6人分)
味は山形風と言う醤油味です。本場の味は食べていませんが少し甘めのほうが美味しいかと思います。
● サトイモ(4個)、ニンジン、大根、ゴボウ、キノコ(シイタケ・ブナシメジ)、こんにゃく、長ネギ(1本)
● 牛肉(350g)、玉うどん(3個)
● 調味料:和風だし、めんつゆ、砂糖、酒、七味唐辛子、カレールー(3個)
そろそろ山では山鍋が美味しくなる時期のようです。
小仏峠からは相模湖駅に下ることにします。東海自然歩道として整備されている登山道には道標なども整備され歩きやすい道です。家族連れのほかトレランなどの若者も登っていました。
前日の雨のためか少し滑りやすい坂道を下って行きます。しばらく下ると千木良の登山口です。さらに下ると車の流れも多い国道20号線です。道標には相模川に下り弁天橋へと案内されていました。
草に覆われた坂道を下ると地元の人が管理している弁天橋猫の会の小屋があります。数匹の猫の写真が飾られていました。小さく登ると相模川を渡る弁天橋です。この付近が相模湖八景・弁天島と言うところなのでしょうか、しばらくすると川面に映るモミジを楽しむことができるところなのでしょう。
ここからは急な階段を登って行きます。途中、公衆便所わきで一息を入れましたがかなりきつい登りでした。
県立津久井支援学校を越えるとなだらかな舗装道路、しばらく歩くと相模ダムです。この日はダム祭と言うことでダムの公開が行われ見学に訪れる人もいます。何時もは見ることができないダムの上からは白い水が流れ落ちていました。
相模大橋近くの階段から坂道を登って行くと国道20号線です。千木良から国道沿いに小原郷や小原本陣をたどると少し遠回りと思っていましたが、弁天橋の登り下りは疲れた足にはかなりきつかったです。
たどり着いた相模湖駅で5分ほどの待ち合わせ、中央線の電車で1駅、車を停めた高尾駅に戻りました。
日和田山の道端にはヒガンバナが咲いています。長かった猛暑の日々から解放されこの山里にもようやく秋の気配が漂っています。