高尾山駅9:10~高尾山山頂9:45/10:05~大垂水峠11:20~大洞山100m手前11:50/55~大洞山12:00/35~見晴らし台13:20/35~三沢峠14:15~草戸山14:45/15:15~四辻16:30~高尾山口16:50
雨が続くこのひと月、秋雨前線が停滞していると言いながら晴れ間がのぞいたのは3日だけと天気予報で説明していました。6月の末に梅雨が明けた反動なのか、まだ台風が北上しそうな予報も気になるところです。
久しぶりの秋晴れ、何処か近くで歩けそうなところと思いついたのは南高尾山稜、ここは数年前の冬にも歩いたことのあるところです。
高尾山口近くの駐車場に車を停めケーブルカーで山頂駅を目指します。久しぶりの晴れ間と言うこともあるのでしょうが平日にもかかわらず山頂駅周辺はたくさんの人で賑わっていました。
緩やかに登って行く参道は古くから続く高尾山信仰の石碑や石仏などが建ち並ぶところ、参道周辺には車も入ることが出来るようで土産物屋もあります。
四天王門から石段を登ると飯縄権現をまつる大本堂、さらに石段を登って行くと極彩色の権現堂、されにその上には浅間神社が祀られていました。
たどり着いた高尾山の山頂は広く開けた広場です。稲荷山コースや琵琶滝コースから登ってくるハイカーも合わせ山頂はたくさんの人で賑わっています。山頂の先の展望台からは丹沢の山並みの上に大きな富士山も見えていました。
山頂で一息を入れたのち城山へと続く明るい道へ、付近はアザミやシロヤマギク、シモバシラなど秋の花が咲いています。
もみじ平は巻道を通ると大垂水峠の分岐です。ここで道を左に、ここからは歩く人も少ないようで草に覆われた狭い道が続きます。
細い道は左手が切れ落ちているようで黄色いテープが張られていました。あまり危険ではないものの山に慣れないハイカーが歩くと少し危険なところと言うことなのでしょう。
緩やかに続く道はやがて林道にたどり着きます。この付近は道が交差して分かりにくいところです。学習の歩道経由と言う道標に誘われ道を左に、下から登ってきた初老のハイカーに「滑るからお気を付けて・・」と言われましたがとんだ道間違い、大垂水への道は林道を右に進んだところにありました。
今回はスマホにgpsLogをダウンロードしてきませんでしたが、世の中が便利になると地図も読めなくなると言ったところでしょうか。
大垂水への道をしばらく下って行くとたくさんの車が走る国道20号線、登山道は歩道橋で国道を渡ります。
ここからは大洞山への登り返しが始まります。この時間は津久井湖方面から大垂水方面へと登ってくるハイカーが目立ちます。道がなだらかのこともあるのか、かなりのお年寄りや単独行の人も多いようでした。
大洞山の山頂にはベンチがあります。我々もここで昼食とします。メニューはアマノフーズの親子丼、それとセブンイレブンの金のビーフシチューです。
シェルカップはなかなか便利なものです。簡単な煮炊きはシェルカップだけで食事ができてしまいます。
ここからは緩やかに続く尾根道歩きです。展望はないものの小さなアップダウンを繰り返す心地良い道です。
金比羅山、中沢山をこえると津久井湖を見渡すベンチにたどり着きました。目の前には丹沢の山々、津久井湖を越える橋は相模湖から国道16号線へと抜けるときに利用するところです。
西山峠を越えさらになだらかな道を進みと三沢峠です。ここは梅ノ平へと下って行く関東ふれあいの道が分かれるところです。右手には峰の薬師方面に下っていく道も分かれていました。
ここからは思いのほかきついアップダウンの道です。ようやく登り返した草戸山の山頂で小休止です。思いのほか気温が上がっていたのか額からは汗が吹き出していました。まだまだ夏の名残は残っているようでした。
草戸山からは高尾山口に下ることにします。ここからは重いのほかきついアップダウンが何ヶ所か、疲れた足にはかなり堪える道です。
たどり着いた四辻から左に折れると程なく高尾山口の前にたどり着きました。時間が遅くなったのか駅周辺の人通りは多くありませんでした。