高尾駅8:45~高尾遊歩道梅林入り口9:05~小仏関跡9:20/25~湯の花梅林10:30/45~日影沢入口11:15~日影沢キャンプ場11:45/13:35~高尾駅15:10
小仏川の流れに沿って点在する梅林は高尾梅郷と呼ばれ、この時期は咲き誇る梅の花と明るい日差しを浴びながら咲き始めた春の草花を楽しむことができるところです。
山の会の仲間と高尾駅で落ち合い遊歩道梅林に向かいます。国道20号線を甲府方面にしばらく歩き中央線のガードをくぐります。
小仏川にかかる上椚田橋から遊歩道梅林が始まります。明るい春の日を浴びる川沿いには白梅や紅梅が咲いていました。
しばらく歩いた県道沿いには小仏関跡があります。ここは旧甲州街道が通るところでかつては多くの旅人がこの道を歩いていたのでしょう。関所跡の案内板には入り鉄砲に出女など往時の関所の様子などが紹介されています。小さな公園にはサンシュユが黄色い花を付けていました。
川沿いの遊歩道にはニリンソウやアズマイチゲ、ユリワサビなどの花が咲いています。珍しいキバナノアマナも群生していました。
圏央道の高架をくぐると蛇滝の入り口、その先を左に入ると湯の花梅林です。すでに梅の時期は過ぎていますがここにはアズマイチゲの群生、目を落とすとヤマエンゴサクの紫色の花も見付けることができます。
たどり着いた日影沢は春の花が咲くところです。ここにはユニバーサルデザイン歩道が整備されています。滑りやすい木の歩道を進み河原に降りるとハナネコノメの群生があります。花の盛りは少し過ぎていますが赤い葯が残っているものもありました。
アズマイチゲの花を見ながら日影沢林道を登って行くと日影沢キャンプ場です。ここのベンチに腰を下ろし昼食にしました。
O熊さんが背負ってきたのは天ぷら、自宅の畑でとれた春菊や三つ葉、小松菜、それとふきの葉とセリ、天ぷらの衣は水を使わず缶ビールで溶くとカラッと揚がるようです。
揚げたてのふきの葉は思いのほか美味、山の中でタラの芽やウドなどを探しながらの天ぷら山行も楽しそうです。アザミやノカンゾウの葉なども食べられると言います。
担いできたきりたんぽ鍋は比内鶏が無かったので北海道の桜鶏、スープも赤鶏のスープでしたがそれなりの美味です。ごぼうを入れたほうがやはり味が良かったようです。
お昼はゆっくりと2時間近く、帰りは再び遊歩道を歩き高尾駅に戻りました。
小仏川沿いの遊歩道にはたくさんの春の花が咲いています。この時期はニリンソウやアズマイチゲなど、キバナノアマナやヤマエンゴサクの花も見付けることができます。
ユニバーサルデザイン歩道から川岸に降りると白いハナネコノメの群生がありました。花の最盛期は過ぎようとしていますがまだ赤い葯も残っています。