武蔵五日市駅9:35~山抱き大樫10:30/35~455m付近11:20/25~金毘羅尾根12:05~金比羅山12:40/45~林道星竹線ベンチ12:50/13:15~南沢あじさい山13:40/14:00~武蔵五日市駅15:00
新型コロナの緊急事態前言も終了し、世の中は経済活動の復活が急務になっています。しかし東京を中心に夜の街などでの感染が増えているようで、第2波の感染が気になる日々が続いています。
山の会も山行自粛が解除され徐々に山行が計画されているようですがコロナの自粛で体調は今一つ、しばらく歩いていない足腰が元に戻るのは時間がかかりそうです。
今回は満開を迎えようとする南沢山のあじさいを見ながらの軽いハイキング、集合は武蔵五日市駅に9時過ぎです。千葉からの仲間は武蔵野線経由で中央線へ乗り継ぐことになるので、満員の通勤時間帯になるとやはり新型コロナは気になるところです。
武蔵五日市駅の北口からあじさい山へと向かいます。道端にはお馴染みの道標が我々を出迎えてくれます。たくさんのハイカーがあじさい山を目指しているようです。やはりマスクをした人も多いようですが流行りのフェースカバーをした人もいました。
あじさい橋であじさい山への道を左に分け深谷の集落の中を登って行きます。あじさいやカンゾウなどが咲く道を緩やかに登って行くと山抱き大樫の入り口です。
ここからはヒノキ林の中の急な登りが始まります。額から汗が噴き出す急坂をジグザグに登ると見上げる大樫、大きな岩に根を張った大木は樹齢300年とか、高さ20mと言いますが下から見上げるとその迫力に圧倒されます。
ここからも急な登りが続いています。ひと登りした尾根にあじさい山へと下って行く道が分かれていました。
さらに急な尾根道を登って行きます。途中には小さな岩場、尾根道が細くなっているところもあります。
急な木の階段を登ると南沢山です。道標が建つ登山道の通過点と言ったところで展望は期待すべくもありません。
山頂の先を下ると金毘羅尾根から下ってくとハイキングコースで日の出山を目指す若者が多くなるところです。気楽なコースと言うこともありスニーカーにディザックなど軽装の若者が多いようです。
緩やかに下て行く登山道は金毘羅山へ。道端にはチェーンソーを持った人が数人、お昼時のようで道端に腰を下ろしお弁当を食べていました。
林道を超え左手の道を僅かに登ると金比羅山です。視界は全くないヒノキ林の中のピーク、木の幹に目立たない山頂標識があるだけの山頂でした。
林道の分岐に戻り道端のベンチでお昼ご飯にします。目の前の広場にはあじさいの花、ナツツバキが白い花を付けていました。
ここからはあじさい山へと下ります。ヒノキ林の中の急な階段をしばらく下ると分岐、ここからは右手の道を沢沿いへと下っていきます。
しばらく下るとたくさんの観光客で賑わうアジサイ園の中、斜面を埋め尽くすようにあじさいの花が咲いていました。満開はあと数日後でしょうか、昨日の雨を花弁にためたその姿は確かに梅雨にお似合の花です。
今は海外からの環境客は来るはずはないので、国内に住んでのでしょうが外人のグループがお花見を楽しんでいました。
たくさんおあじさいの花に目を奪われながら下って行くとアジサイ園の入り口、さらに下ると料金所です。
ここで入園料500円、パンフレットと毛糸で作った赤い輪を渡してくれるようです。我々と同じように山から下ってくる人も多いので、そのための印といってところのようです。
ここからはあじさいの咲く道を武蔵五日市駅へ下って行きます。少し疲れてきたのか、朝はあまり長くなかった道も少し時間がかかったように感じられました。
アジサイが咲く観光シーズンには毎年10,000人が訪れると言います。急峻な山間で木々を覆うように広がるアジサイの数は約1万株。ことしはコロナの影響でお客さんは少ないようですがそれでも見頃おあじさいを愛でにたくさんの人が訪れていました。
ここは地元の方が育てられたところとか、たった2株の紫陽花を山の中に植えたことからここまで育ったとか。現在は跡を継ぐ人もでき地元の観光スポットとして多くの人に楽しまれていると言います。