御岳平8:50~神苑の森出口9:15~天狗の腰掛杉9:35~御岳岩石園入り口ベンチ10:00/20~綾広の滝10:25~天狗岩10:55/11:00~長尾平11:25/12:05~御岳山ビジターセンター12:30/40~御岳山駅12:55
新型コロナの緊急事態が延長された中でのTokyoオリンピック2020が開催されました。無観客での開会式に続き競技が始まると連日テレビはアスリートの活躍で賑わっています。オリンピック中止の叫んでいた世論も一気にオリンピックに変わったという印象です。
御岳山ケーブルカーにはハイカーの列ができていました。感染防止対策で乗車定員を抑えていることもあり臨時便が運行されていました。
たどり着いた御岳平にはオリンピックのマスコット、ミライトワとソメイティが我々を向かいえています。例年であればレンゲショウマ祭りの真っ最中ですが今年はお祭りのイベントは中止です。レンゲショウマはまだ咲いているようですが富士峰園地に向かう人は少ないようです。
御嶽神社の御師宿から道を右に、急な坂道を登って行くと鳥居前広場です。
御岳山イラストマップで紹介された神苑の森は御嶽神社をめぐるように続く道です。ここは不伐の森として古来より守られてきた原生林とか、たくさんのハイカーが歩く表参道と違いあまり歩く人はいないようでした。
天狗の腰掛け杉からは大岳山へと続くハイキングコースへ、ここはトレランを楽しむ若者が行き交うところです。「わんこと一緒にトライアルコース」として紹介されていることもあり愛犬連れのハイカーも多く歩いていました。
岩石園入り口で大岳山への道を右に分けると綾広の滝への下りです。緩やかに下って行くと落差10mほどの滝が白い飛沫を上げていました。今でも滝行が行われているようで滝の前にはしめ縄が張られた鳥居、その傍には禊乃門と刻まれた石碑が奉納されていました。
ここからはロックガーデンの沢沿いの道を下って行きます。苔に覆われた道を家族連れなどたくさんのハイカーが登ってきます。
途中、上高岩へと登って行く道を右に分けしばらく下ると道は沢を離れ天狗岩の下にたどり着きました。
天狗岩はカラス天狗の像が祀られたところで、鎖をたよりに岩の上まで登って行くことができます。あまり山に慣れていない人には小さな岩場も大変そうで慎重に下ってくる人もいました。
ここは七代の滝へと下る道が分かれているところです。我々は左手に道を長尾平へと登って行くことにしました。
大岳山から下ってくる道を合わせると長尾平です。ここのベンチで小休止、近くのベンチではコンロで焼き肉をしているパーティも、コロナ禍では山鍋なども気になるところですがマスクを外し大きな声で話しているなどあまり気にしていない人もいるのようです。
御嶽神社から表参道を下ると御岳山ケーブルの山頂駅です。薄曇りの御岳山は気温も高くなく、久しぶりの軽いハイキングでした。
この時期の御岳山はレンゲショウマ祭りが行われるところです。しかし今年は新型コロナの緊急事態宣言でお祭りのイベントは中止です。それでも彼方此方にたくさんのレンゲショウマが咲いていました。
ロックガーデンは黄色い花を付けるタマガワホトトギスが咲くところです。昨年は七代の滝近くでたくさんの花を見付けましたが、綾広の滝周辺にはあまり花は咲いていませんでした。