御岳山駅10:10~レンゲショウマ群生地~御嶽神社参道10:55/11:10~綾広ノ滝11:50/12:15~天狗岩12:45/55~長尾平13:20/40~御岳山駅14:00
温暖化の影響により夏の暑さは厳しさを増し今年の東京の猛暑日はすでに22回、歴代最多を更新中と言います。この暑さの中、関東周辺では7月から8月の山歩きはなかなか難しくなっています。
御岳山ケーブルでたどり着いた御岳平はレンゲショウマの群生地、すでに満開の時期は過ぎていましたがレンゲショウマの花を目当てに訪れるハイカーも多いようです。
群生地入口の道標に導かれ木の階段を上ると暗い林の中にレンゲショウマが咲いています。カシワバハグマやモミジガサ、ヒヨドリバナなど秋の花も咲いていました。
産安神社から遊歩道を下って行くと御岳ビジターセンターです。御師宿や土産物屋さんが建ち並ぶ急坂を上って行くと御嶽神社の隋身門です。鳥居前の広場にはレンゲショウマ祭りのテントが用意されていました。
参道の途中から杉林のハイキング道を歩き始めます。下界の気温は35度ほどでしょうがここの標高は900mほど、木陰の中に続く道にはときどき涼風も吹き抜けていました。
たどり着いた岩石園の入り口から綾広ノ滝へと下って行きます。ここは修験道の行場、白い水飛沫を上げる滝壺には祓戸の石祠としめ縄が張られた木の柱が建っていました。
綾広ノ滝からは沢沿い続く遊歩道を下って行きます。涼そうな夏のハイキングコースとして人気があるようで逆コースを上ってくるハイカーも多いようでした。
やがて道は沢を渡り天狗岩への登り返しです。見上げる天狗岩には鎖が張られていますがあまり上る人はいませんでした。
暗い杉林の中に続く道を上って行くとやがて長尾平近くでハイキング道に合流しました。
木陰のベンチで一休みしたのち御岳登山ケーブルの山頂駅に戻りました。まだまだ厳しい暑さが続くなか、少しは涼しさを感じられた軽いハイキングでした。
まだまだ残暑も続く御岳山ですがそろそろ山は秋へと季節が進み始めていました。
レンゲショウマは満開の時期を終え、ヤマジノホトトギスやヒヨドリバナなど秋の花が咲き始めていました。