御岳駅9:00-(レンゲショウマ群生地)-産安神社9:30/10:30-御岳山ビジターセンター10:40/45-土産物屋・キレンゲショウマ10:55/11:05-日の出山11:50/12:50-筑瀬尾根分岐先のベンチ・休憩13:35/40-梅の木峠14:00-愛宕尾根分岐14:10-愛宕神社奥社14:30-370m付近・休憩15:05/10-愛宕神社15:20-二俣尾駅15:45
この時期の御岳山はレンゲショウマを目当てにたくさんのハイカーが訪れるところです。レンゲショウマのあとは山の上でお茶会と山鍋をしようということで、山の仲間と台風が気になる天気予報の中を御嶽駅に向かいました。
御嶽駅近くの駐車場に車を停め御岳山へ。バスは家族連れや夏休みの学生のほか海外からの観光客などでかなり込み合っていました。
たどり着いた御岳平の先にレンゲショウマの群生地があります。今年は季節が足早に過ぎていくようですでにレンゲショウマも満開です。暗い林の中に続く遊歩道には雨のしずくを花弁にたたえた大柄な白い花が咲いていました。
産安神社脇のベンチに腰を下ろしお茶です。暑いこの時期、ケーキを山に持ってくるのはやはり気になるところです。でも常温でOKというシフォンケーキであれば何とかなりそうです。
富士見園地の傍に咲いていたキレンゲショウマは見つかりません。ビジターセンターで聞くと神代ケヤキ近くのお土産屋さんの崖に咲いていると言います。
急な坂道を登ると神代ケヤキ、見上げる崖の上に黄色い花が咲いています。四国の剣山に広がる群生は小説、天涯の花にも登場する花として知られています。ここに咲いているのは移植したものでしょう。ビジターセンター近くに咲いていたヒメフウロも伊吹山や剣山など石灰岩の山の花で御岳山には咲いていない花です。
御岳山からは日の出山へ向かうことにします。午後は小雨もありそうとの天気予報でしたが雲の間から青空が顔を出しています。
養沢などに下って行く道を右に分け杉林の中を緩やかに下って行きます。危険なところも少ないコースは子供連れや初めてのハイキングにも最適なようですが平日のためかあまり歩く人もいません。
石段を登ると広く開けた日の出山の山頂です。東屋のベンチに腰を下ろしアサリ缶のクリームチャウダーです。食材も日持ちするのでテント山行でもOKでしょう。
日の出山からは二俣尾へ下ることにします。気温はかなり高いようですが杉木立の登山道は思いのほか涼しく歩きやすい下りです。
築瀬尾根への目立たない分岐を左に分けるとほどなく梅の木峠です。つるつる温泉と沢井方面を結ぶ峠道ですが青梅側は通行止め。自転車、登山者を含め立ち入りが禁止されていました。
三室山の手前から愛宕尾根を下ることにします。しばらく下ると愛宕神社の奥社、訪れる人もいないのか境内にはオオバギボウシが一面に咲いています。
さらに下って行くと山内新四国八十八ヶ所と言う石仏が登山道に祀られています。山麓の即清寺の住職が安政年間に開創したところのようです。
やがて登山道は愛宕神社へ、鳥居をくぐると二俣尾駅へは僅かの距離です。下山を待ていたかのように黒い雲からはポツポツ細かい雨が落ちてきました。
この時期、御岳山にはレンゲショウマの花が咲いています。暗い林の中に咲く白と紫の花は森の妖精とも呼ばれています。
神代ケヤキ近くの土産物屋さんの裏にはキレンゲショウマが咲いています。小さな案内板が出ていたお店屋さんに入ると客席の脇から黄色いレンゲショウマの群生を見ることができました。
秋の気配を感じさせる御岳山にはカシワバハグマやヤブレガサ、モミジハグマなどの花が咲き始めています。日の出山の山頂付近にはオオバギボウシが薄紫の花を付けていました。