御岳山駅9:30~御嶽神社の石段9:50/55~ロックガーデン分岐10:05~ロックガーデン休憩所10:45/55~長尾平11:40/12:10~御岳山駅12:45
秋の気配はまだまだしばらく先のことか、35度近くの酷暑が続いている毎日です。それでも朝晩は少し涼しさを感じるようになってきたようです。
御岳ケーブルの駐車場に車を停め、ケーブルカー山頂駅に向かいます。御岳ケーブルはペットの乗車もできるようで夫婦連れがリードを曳いた黒いワンちゃんが乗っていました。
たどり着いた山頂駅からは御嶽神社の参道をたどる道です。レンゲショウマはすでに花の時期を過ぎているようでたくさんお花が咲いていた富士峰園地に向かう人はもういないようです。
御師宿から先、神代ケヤキの急坂では下水道工事が行われ通行止め、御師宿の裏手の坂道を随身門に登って行きました。暑い陽の中で登る舗装道路の急坂はかなり辛い登りでした。
御嶽神社の石段の途中で大岳山方面のハイキング道へ、長尾平の先からロックガーデンに下って行きます。ヒノキ林の中を沢に向かって下って行く道は気温も少し下がっているのか歩きやすい道でした。
七代の滝を左手に分ける天狗岩、わずかに下って行くとロックガーデンです。苔むした岩を踏みながら登って行く道は御岳山ハイキングの人気のコース、思いのほかたくさんの人が歩いていました。
トイレがある休憩所で少し早いお弁当ののちさらに登ると綾広ノ滝です。落差は10mほど、御嶽神社で滝行の宿泊プランがあると言いますが参加者が少ないのかあまり滝行は行われてはいないようです。
綾広ノ滝から急な斜面を巻くように登って行くとロックガーデン入口の休憩所、ここからは道を右に折れ御嶽神社に戻ることにします。
登山道の途中には「カエンダケに注意」の案内板がありました。カエンダケはブナの枯れ株近くに発生する猛毒のキノコ、致死量は3gと言われ触っただけでもカブレると言います。発生は少ないものの各地の公園や住宅地でも発見された報道があるようです。
日差しの少ない緩やかなハイキングコースを歩くと長尾平の茶屋です。気軽なハイキングの山ということもあり、この時間でもまだロックガーデンを目指して登ってくる軽装のハイカーも多いようです。
長尾平で一息を入れたのち御嶽神社を通りケーブルカーの御岳山駅に戻りました。登山道の途中にはシュウカイドウの花、ヤマトリカブトも青紫色の花を付けていました。
まだまだ暑い日が続くようですが山の季節は着実に秋に向かって歩み始めているようでした。