御岳山駅9:15~日の出山10:30/11:30~竜のヒゲ12:00~高峰12:30~No27鉄塔13:40~築瀬尾根登山口14:00/25~柚木苑地駐車場15:05
山の会の仲間との今年最後の山行は日の出山です。新型コロナ感染は拡大の勢いを増しているようで新規感染者は過去最高となったようです。年末で会食などの機会が増えたことやGotoキャンペーンの影響などもあるのでしょうがそろそろ外出制限など対策が必要になるかも知れないようです。
集合は御嶽駅です。柚木苑地の駐車場に車を置き、電車で御岳駅に向かいました。平日ですがケーブルカー行きのバスには思いのほか多くの人が乗っていました。
ケーブルカーの御岳山駅からは表参道を御嶽神社に向かいます。すでに紅葉の時期は過ぎていましたが散り残った真っ赤なモミジが目を楽しませてくれます。案内板によると御嶽神社の周辺には神苑の森と言う遊歩道があるようです。
1周で60分とか、日暮れの早いこの時期日での寄り道は時間が足りなくなりそうなので今回は断念しました。後からヤマレコなどで確認すると20分ほどで回ることができるようです。機会があれば奥ノ院、鍋割山などと一緒に回ってきても良いようです。
神代杉の手前から日の出山に向かうことにします。ここは関東ふれあいの道として整備されたハイキングコースです。
左手に広がる耕作地付近からは琴沢に下って行く道があるようです。地形図には破線の道がありますがヤブが深いのか今は歩く人もいないようです。
登山道の途中には鳥居がありました。右手に下って行く道は上養沢へと下って行く道です。その先には日の出山を巻きクロモ岩付近へと続く道も分かれていました。
見上げるような岩の側を巻きながら石段を登って行くと東雲山荘です。さらに石段をひと登りすると広く開けた日の出山の山頂にたどり着きました。
山頂の東屋で少し早い昼食です。目の前は広く開けていますが都心や千葉方面、横浜など海岸の近くは低い雲に覆われています。天気予報では千葉や横浜は雨も降るとか、都市の上空に冷たい空気と暖かい空気の境目があるのが判るようです。
しばらくするっと青空も出始め、先ほどまで頭を雲に隠していた鷹ノ巣山、その先には雲取山や飛竜山なども見えてきます。その山頂が白い雪に覆われるのもあと数週間ということでしょう。
食事の後は築瀬尾根をたどり軍畑へ下ることにします。山頂直下は急な石の階段です。
左手は日の出山北尾根と呼ばれるVルートで琴沢橋付近から734mのコブを登る道が続いているようです。かなりの人が利用されているようでネット上にも山行記事を見付けることができます。
杉林の中を緩やかに下って行く道は多くのハイカーが利用する吉野梅園へと続く道です。しばらく下ったところで道を左に、少しヤブ気味の尾根道を緩やかに登り返すと竜のヒゲです。木の根元に消えかけた山名版が置かれていましたが気が付かなければ通り過ぎてしましそうなところでした。
一度小さく下ると右手に先ほど分かれたハイキングコース、さらに杉木立の尾根道を緩やかに登って行くと高嶺の山頂にたどり着きました。道標やベンチがあるものの展望は全く期待できない山頂です。
左手の木には御岳渓谷、御嶽駅と書かれたの朽ちかけた道標が縛り付けられています。あまり歩く人もいないでしょうが伐採地の側を下って行く道が続いているようです。何時か機会があれば日の出山北尾根と合わせて歩いてみたいものです。
高嶺からも杉林の中の展望が効かない道が続きます。しばらく下るとハイキングコースから分かれた道を合わせる分岐です。築瀬尾根へは左に分かれる道へ、尾根通しに踏み跡が付いていますがややもすると間違いそうなところです。
しばらく暗い杉林の中を下って行くと展望が開ける尾根道を下るようになります。再び杉林の中を下って行く道は28号鉄塔の下をくぐり築瀬尾根の登山口にたどり着きました。
さらにジグザグを繰り返す舗装道路を下って行くと車の流れも多い吉野街道にたどり着きました。車を停めた柚木苑地まではしばらくの舗装道路歩きでした。
杉林で電波状態が悪いのかGPSLogは欠測しています。