御岳山駅9:05~日の出山分岐9:20~日の出山10:10/11:00~築瀬尾根分岐11:55~583m分岐12:35~寒山寺駐車場13:40~沢井駅13:50
今年最後の山行は奥多摩、大岳山に登ろうと思い家を出ました。しかし1000m付近の稜線にも雪が張り付いているようです。この時期の雪ですのであまり危なくもないようですが予定を変え日の出山に登ることにしました。
御嶽駅前の御岳交流センター駐車場に車を停めバス停に、雪の後の平日にもかかわらず御岳山に向かうハイカーも多いようです。
御岳山ケーブルで山頂駅に、駅前の広場にも湿った雪が残っています。1000m付近では数センチですが大岳山などでは本格的なスノーハイクになるようです。御岳山の参道を進むと御師の家です。改築された馬場家のかやぶき屋根にも雪が積もっています。近くで出会った地元の人に聞くと大寒のころは氷点下15度近くになることももあるとか。山頂の暮らしもなかなか大変なようです。
日の出山へ続く緩やかな道は関東ふれあいの道です。上養沢から御嶽駅へと続く道が杉の木陰のみちとして整備されていることもあり上養沢方面から登ってくる人も多いようです。
石段の道を緩やかに登って行くと日の出山の肩、山頂の巻き道には立派なトイレが建っています。ここには東雲山荘があります。自炊のみ山小屋ですが宿泊もできるとか、お正月には初日の出を目当てに宿泊する人も多いようです。
広く開けた山頂は雪の中、山頂標識の先からは鷹ノ巣山、雪の張り付いた稜線は長沢背稜、雲の下には雲取山の頂も見えているようです。奥多摩の山々はすでに真っ白な世界に包まれているようでした。
お正月の用意のためでしょうか、東雲山荘に登ってきた地元の人が山頂周辺の掃除や雪かきをしていました。
東屋の前に立つと目の前に都心の街並みが霞んでいます。雪の直後でしょうが気温は少し高くなっているようです。
山頂からは吉野梅郷方面へと下ることにします。山頂直下の階段は雪で滑りそうでしたかしばらく下ると雪もなくなってきました。
緩やかに下る登山道は高峰のピークを巻くようにして下って行きます。暗い樹林帯の中の分岐は築瀬尾根へと下て行く分岐です。
まだ歩いたことのない道と言うことで築瀬尾根から沢井か軍畑の駅に下ることにしました。暗い樹林帯の中を下って行く道には道標もたっています。築瀬尾根から日の出山へと登って行く人にも出会えるところで道も良く整備されています。
途中から沢井駅に下ろうと思い583mの地点から道を左に、地形図上では小径になっていましたが送電鉄塔の巡視路のようです。
暗い樹林帯の中、木の幹に白いテープなどが巻かれていましたが下るにつれ踏み跡も薄くなります。
踏み跡を探しながら小さな沢に沿って急坂を下って行くと踏み跡は沢の中に消えてしまいました。
木の根を頼りに急斜面を下ります。たどり着いた民家の傍には仕事道がありましたが山登の道としてはあまり歩かれていないようでした。
寒山寺の駐車場から多摩川を渡ると川井駅は僅かの登りです。しばらくの待ち合わせで下りの電車がやってきました。