御岳平駅9:40~日の出山10:45/11:05~林道星竹線手前13:40/14:05~琴平神社14:20~武蔵五日市駅15:25
新型コロナの緊急事態は9月末で解除される見通し、東京で緊急事態や蔓延防止措置が出されていなかったのは4月から半年ぶりとか、それでも秋から冬に向け第六波が来るのではないかと懸念されているようです。
日の出山から武蔵五日市へと続く金毘羅尾根は奥多摩ハイキングの入門コースです。あじさい山に多くの観光客が訪れる6月ころ、日の出山から南沢あじさい山へと長い尾根道を下った記憶が残っているところです。
御岳山ケーブルの御岳山駅からは御嶽山神社へと続く表参道を歩き始めます。平日と言うこともありやはり訪れる人は多くありません。
神代欅の手前から道を左に折れ日の出山へと向かうことにします。道端にはシュウカイドウやツリフネソウ、キバナアキギリの花が目立ちます。白い花を付けるシシウドも大きな傘を広げていました。
鳥居の先で日の出山の巻き道を右に分けると岩っぽい登りが始まります。ひと登りすると東雲山荘、地元のボランティアが管理をしているようで正月にはご来光を眺めに訪れる人も多いと言います。
石段をひと登りすると東屋が建つ日の出山の山頂にたどり着きました。低い雲が立ち込め展望は期待できません。僅かに所沢の白いドーム、横浜のランドマークが霞んだ空の下に見え隠れしているようでした。
山頂からは急な石段を下って行きます。しばらく下るとクロモ岩上の展望台です。秋の葉紅葉が綺麗なところです。
さらに下るとクロモ岩の分岐です。左手に分かれる道はつるつる温泉へと続く道、我々は日の出山の山肌を巻くように養沢バス停、麻生山への道を下って行くことにします。
ここからは緩やかに下って行く金毘羅尾根のハイキングコースです。養沢へと下って行く道を右に分けるとヒノキ林の中を緩やかに下って行く尾根道歩きになります。途中の伐採地からは展望が開けるところもありますが視界が効かない変化に乏しい道が続いています。
しばらく下ると白岩の滝と麻生山への分岐、我々は巻き道をたどることにしました。途中、我々と同じ8人ほどのお年寄りのハイカー、話では武蔵五日駅から麻生山を往復したと言います。この周辺には顎掛岩のある日の出山ハイキングコース、平井川源流の日の出山新道コース、白岩滝ハイキングコースなどまだ歩いていないところが幾つかあるようです。
ここはまた山岳耐久レースが行われるところ、五日市中学校をスタートとし市道山から笹尾根、三頭山、御前山、大岳山、御岳山を経て金毘羅尾根を下り五日市会館をゴールとする72kmのロングコースです。道端には65km地点の道標が建っていました。
南沢あじさい山へと向かう道を左に分けさらに進むと伐採が行われている斜面です。チェーンソーの音を響かせながら間伐作業が行われています。伐採された斜面がらは目の前に戸倉の山々、その先は笹尾根の長い稜線が続いているようでした。
林道星竹線を超える橋を渡ると程なく琴平神社が祀らてた金毘羅園地です。
あじさいが咲く時期、この公園を訪れた日は梅雨の細かな雨が降っていた記憶が残っています。東屋がある展望に立つと広がり始めた青空の下に武蔵五日市の街並みが広がっていました。