大楢峠から御岳山~緩やかに登る御岳山の裏参道~ 


標高
御岳平835.0m
山域
奥多摩
登山日
2015年7月11日(土) 晴れ、27℃
歩程
行動時間4:20、歩程時間3:10
歩行距離
7.9km
標高差
506m
累積標高差
+630m、-124m
登山口
鳩ノ巣駐車場mapon
交通機関
 往路 鳩ノ巣駐車場、 復路 御嶽ケーブル御岳駅
登山コース
鳩ノ巣駐車場~大楢峠~御岳平
コースmap
大楢峠から御岳山

 

山行の記録

 コースタイム

鳩ノ巣駐車場10:15-大楢峠11:50/12:20-御岳山ビジターセンター13:45-御岳平13:55/14:35

 

 鳩ノ巣駐車場~大楢峠

たくさんのハイカーで賑わう御岳山には幾つものハイキングコースがあります。鳩ノ巣から御岳山に登るコースは裏参道と呼ばれ、ケーブルカーで御岳山を訪れるハイカーの下山道としても利用されているところです。

鳩ノ巣駅の傍には無料の駐車場があります。御岳渓谷を訪れた観光客のほか本仁田山に登るハイカーも多いようで大きな駐車場もたくさんの車で一杯です。駐車場から青梅街道をわずかに戻ると雲仙橋への分岐です。

多摩川が土削る緑の渓谷にはキャンプ場や釣り堀などがあるようで、夏休みには子供たちの歓声で賑わうところです。また奥多摩渓谷沿いにはむかしみちと呼ばれるハイキングコースもあり古い青梅街道の名残を見付けることができると言います。

鳩ノ巣の駐車場
雲仙橋へ下って
雲仙橋
集落に道祖神

集落の中の急坂を登って行くとポンプ場です。ここからはヒノキ林の林道を登ることになります。蒸し暑い梅雨の晴れ間、気温もかなり上がっているようで額には粒のような汗が噴き出してきました。

しばらく登ると黄色いゆずジャムの看板を掲げた東屋が建っています。ここは奥多摩の渓谷を見下ろすことが出来るところで数人のハイカーが休憩を楽しんでいました。

やがて山道は砂利の林道を登って行くようになります。最近造成された林道のようで左手の林の中には草に覆われた山道が見え隠れしていました。

ポンプ場わきから林道
奥多摩渓谷を見下ろす東屋
ヒノキ林に仮設の電線が
林道の終点から山道

林道の終点からはふたたび山道が始まります。小さな沢には地獄沢の案内板が落ちていました。登山道は海沢城山の山裾を巻くように登って行きます。

登山道脇には東屋が建っています。この対岸には越沢バットレスの岩場があるようですがヒノキの林が伸びすぎているため見付けることが出来ません。

標高はまだ500mほど、風もない暗いヒノキ林は思いのほか疲れる登りです。途中には雨水を含んだ滑りやすい岩場もありました。

地獄沢の道標
登山道わきに東屋
小さな岩場もあります
林道も登ってくる大楢峠

しばらく登ると大楢峠です。梅沢谷から登ってくる林道を合わせるところで狩猟でもしているのか地元のワンボックスが停まっています。樹齢500年と言われる小楢の大木の脇からは梅沢へと下って行く登山道も分れていました。

 大楢峠~御岳平

大楢峠からは緩やかな登山道が続きます。鍋割山北尾根の山裾を巻くように登って行く道は雑木林の中をたどる心地良い道です。冷たそうな瀬音を立てる沢を渡り落ち葉に覆われた桟道を緩やかに登って行きます。

大楢峠からは山裾を巻く緩やかな登り
桟道もあります
見上げる岩の下をたどり
小さな沢を越え

やがて焼却炉が現れると山上集落の御師宿が見えてきました。目の前はたくさんのハイカーが行き来する御嶽神社への参道です。何処かの幼稚園児でしょうか、お揃いの帽子を被った一団がビジターセンターから下ってきました。

スニーカーにディザックなどの若者で賑わう御岳平のベンチで一休みです。沢沿いの道は木影であったためか涼しさもありましたがこの周辺は斜面を登る暖かい風で気温もかなり上がっているようです。

御岳の山上集落が近づくと焼却炉
御師宿が点在する御岳の山上集落

予定では丹三郎尾根を下るつもりでしたがケーブルカーとバスで御嶽駅に下ることにしました。

御嶽駅からの電車は1時に2本ほど、あまり便利が良いものではありません。30分ほどの待ち合わせで奥多摩行の電車に乗り鳩ノ巣駅に向かいました。

 御岳山に咲く花

登山道わきにはこの時期アジサイの花が咲いています。

白いヤマアジサイやコアジサイ、葉先が二つに分かれる白い花はギンバイソウです。この花が咲き終わると梅雨も明けると言われています。

 

 コース GPSmap

 クリックするとGPSLogをダウンロードします。

 

その他のコース・山行記録
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