湯村山から宝泉寺山 


標高
湯村山 446m、宝泉寺山 539m
山域
中央線沿線
登山日
2025年10月17日(金)、晴れ、21℃
歩程
行動時間 3:27、歩行時間 2:39
歩行距離
6.2km
標高差
238m
累積標高差
+298m、-298m
登山口
中央道甲府昭和ICから4.6kmmapon
交通機関
 自家用車・緑が丘スポーツ公園
登山コース
緑が丘スポーツ公園~湯村山~法泉寺山~鳥獣センター~緑が丘スポーツ公園
湯村山から宝泉寺山登山コース
湯村山から宝泉寺山(GoogleEarthで作成)

 

 コースタイム


緑が丘スポーツ公園10:59~湯村山登山口11:12~のろし台11:45~湯村山11:35~法泉寺山12:22/13:00~鳥獣センター分岐13:30~鳥獣センター13:40~緑が丘スポーツ公園14:27

 

 緑が丘スポーツ公園~湯村山~法泉寺山


秋の気配が訪れているようで空にも鱗雲が漂っています。昇仙峡近くには千代田湖や要害山、帯那山などのハイキングコースがあります。その中の一つ、やまなしハイキングコース100選の里山散策にも選ばれた湯村山から八王子山を歩くことにしました。

甲府駅近くの緑が丘スポーツ公園の駐車場にはたくさんの車が停まっています。緩やかに登って行く舗装道路の途中、湯村山登山口から道を左に折れます。ジグザグを切りながら登って行く道にはコナラやクヌギのドングリなど秋の木の実が落ちていました。

緑が丘スポーツ公園の駐車場
湯村山の登山口
湯村山1号古墳
登山道に案内板

舗装道路の途中には古墳、この周辺の古墳は積石塚と呼ばれ石を積み上げ造られているとか、周辺には7基の積石塚が知られていると言います。

何回かジグザグを繰り返すと復元されたのろし台、案内板によると武田信虎が甲府防備に築いた湯村城ののろし台で周辺の山城群とのろし火のネットワークを形成していたと言います。

のろし台の復元
湯村山と烽火の案内板
湯村山城への案内板
ここは虎口があったところか

案内板から山道を登って行くと虎口跡のような岩、その先には帯曲輪なのか山頂部を巻くように堀切や土塁が残っていました。道標には井戸跡、山頂近くでも水の手を確保できていたようです。

のろし台に戻ると石の階段の道が始まります。すでに昼時、山頂から下ってくるハイカーも多くなっています。夏の運動不足で急な登りに息を切らせると石積みが重なる尾根へ、石畳の道をさらに登ると法泉寺山です。

湯村山から眺める富士山
湯村山の東屋
湯村城の井戸跡
雑木林の中を登って
石が積み重なる登山道
法泉寺山の山頂

小広い山頂は木立に覆われ視界はありません。木立に小さな山頂標識が打ち付けられているだけの山頂でした。すでにお昼は過ぎています。登山道の脇に腰を下ろしお弁当にしました。

 

 法泉寺山~鳥獣センター~緑が丘スポーツ公園


法泉寺山からは急な坂道を下って行きます。やまなしハイキングコース100選の案内によると法泉寺山から八王子山(白山)までは約40分、岩っぽい登りの先に東屋や展望の山頂があると言います。

甲府自然休養林のハイキングマップ
鳥獣センターへの分岐
緩やかな道を下り
鳥獣センター2号展示館

出発が遅れたり途中渋滞にもあったことからこれから八王子山、天狗山を越えるのは時間的に少し無理のようです。里山と言うこともあり登山道には幾つもの枝道が付いています。その一つ鳥獣センター・小松山園地への道から車を停めた緑が丘スポーツ公園に戻ることにしました。

あまり人は歩いていないようですがなだらかに下って行くと山梨県鳥獣センター2号展示館、大きなヒグマが出迎えてくれます。山の中でこのような熊に出会うことがなければと思うところです。1号展示館では野鳥の展示が行われています。玄関には鳥インフルエンザの予防のためか消毒用のマットが置かれています。近くにはきじ舎など飼育している鳥もいるようでした。

2号展示館にはヒグマがお出迎え
鳥獣センター1号展示館
帰り道から眺める富士山
甲府市の汚水マンホール・ナデシコ

鳥獣センター前の舗装道路は千代田湖へと続く道、ジグザグを切りながら道を下ると御坂山塊の上に大きな富士山がそびえていました。緑が丘スポーツ公園までは50分ほどの道程でした。

 

 コースGPSmap


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