八王子山(白山)~ミニ昇仙峡~ 


標高
湯村山 446m、法泉寺山 539m、八王子山600m、天狗山 493m
山域
中央線沿線
登山日
2025年11月3日(月)、晴れ、9℃
歩程
行動時間 5:10、歩行時間 3:46
歩行距離
7.5km
標高差
336km
累積標高差
+481m、-481m
登山口
中央道甲府昭和ICから5kmmapon
交通機関
 自家用車・緑が丘スポーツセンター
登山コース
緑が丘スポーツセンター~湯村山~法泉寺山~八王子山~天狗山~緑が丘スポーツセンター
大野山登山コース
八王子山(白山)(GoogleEarthで作成)

 

 コースタイム


緑が丘スポーツセンター11:12~湯村山11:43/12:17~法泉寺山下12:42/50~鳥獣センター分岐13:02~八王子山東屋~八王子山13:42/14:15~湯村温泉分岐~天狗山14:50/15:00~天狗山登山口15:17/22~塩澤寺15:50/57~緑が丘スポーツセンター16:22

 

 緑が丘スポーツセンター~湯村山~法泉寺山~八王子山


甲府の千代田湖の近くにある八王子山は花崗岩と風化した白砂からミニ昇仙峡とも呼ばれています。

先月、八王子山を目指しましたが歩き始めが遅かったなど、途中で敗退したところです。今回は山の会の仲間と八王子山の山頂を目指すことにしました。

しかし、小仏トンネルで自動車の衝突事故で中央道が通行止めです。仕方なく東名道の御殿場から御坂トンネルを通って甲府に向かうことにしました。思わぬ時間がかかったことなどから登山口の緑が丘スポーツセンターにたどり着いたのは11時を過ぎていました。

緑が丘スポーツセンターから出発
湯村山の登山口
登山道脇に積石塚
歩道道路を離れ石が多い枝道へ

湯村山登山口から舗装道路を登って行きます。今回は途中から石がゴロ付く脇道を登ることにしました。落ち葉などが積もっているところもありましたが思いのほか簡単に湯村山の山頂にたどり着くことができました。

急坂を登ると湯村山の山頂
湯村山の東屋で昼食
御坂山塊の上に雲をまとう富士山
湯村城の烽火台

御坂山塊の上には頭を雲に隠した富士山、見え隠れする山頂は白い雪で覆われているようです。湯村山城の土塁などを見ながら僅かに下ると復元された狼煙台、ここからは石段の登山道を登って行くことになります。

そろそろ紅葉の季節になっているようで広葉樹の稜線は黄色く色付いています。ひと登りすると法泉寺山です。山頂は踏まず巻き道を下って行きます。木の階段が付いているものの段差が大きく結構歩き難いところでした。

石段の道を登って行きます
法泉寺山の巻き道
急坂には木の階段
鳥獣センターへの分岐

たどり着いた鞍部からは塩澤寺や鳥獣センターへの道が分かれていました。ここからは八王子山への登り返し、明るい雑木林の中に続く坂道を登って行きます。

八王子山への登り返し
雑木林の中の明るい登り
ベンチを越えると再び登坂
木立の中から山頂付近の岩壁

途中のベンチを越えると梢の先に山頂付近の岩峰が見え隠れしています。登山道はよく整備された登りで、岩を削った石段、登山道脇にはガイドロープなども張られています。

良く整備された階段の道
急な岩場を登り

山名表示 ※クリックすると山名を表示・非表示します。
東屋から眺める甲府市街から御坂山塊から南アルプスの山々

急な岩を登ると東屋が建っています。広がる甲府の町並みの先に御坂山塊、右手には櫛形山や鳳凰山の稜線が続いていました。観音岳の隣には地蔵岳、その山頂にはオベリスクが見えています。鳳凰山や甲斐駒は初冠雪とか、山頂付近は白い雪に覆われていました。

東屋から山頂へは石段の道が続きます。ガイドロープの先には踏み跡、岩が切れ落ちた先は展望台となっているようでした。

石段の急坂を登って行きます
急な石段の道に息を切らせながら
たどり着いた八王子山に石祠
甲府の町並みの先に御坂山と富士山

急坂を登って行くと八王子山の山頂です。白山とも呼ばれている山で、山頂のコブの上には八王子神社の石祠が祀られています。案内板によるとここは古事記の登場する三女神、五男神の八王子をご祭神とする神社と言います。

石祠の裏に立つと甲斐駒ヶ岳、白い雪を被った八ヶ岳や茅ヶ岳の頂を見付けることができるところした。

 

 八王子山~天狗山~緑が丘スポーツセンター


八王子山からは大きな岩が点在する白ザレの稜線を下って行きます。右手には千代田湖へと下って行く道が分かれていました。

茅ヶ岳の先に雪をまとう八ヶ岳
白砂の登山道に大きな石
大岩の先に甲府の町
岩の上からは雲がたなびく富士山

やがて湯村温泉へと下って行く小さな道標、分岐は木の葉に覆われ判り難いところです。しばらく下ると踏み跡もしっかりとして雑木林の中を下る道になります。

小さく登ったところが天狗山です。小さな石が積み重なるコブの上には大きな刀と石祠が祀られていました。

湯村温泉への道は枯葉に覆われ
雑木林の中を下って行きます
天狗山の上に大きな刀
山頂に石祠

山頂直下には神社、その扉には「1200年の歴史・お天狗さん」の案内があります。ここは古い積石塚古墳とか、近くの石を積み上げたものでしょうがこれだけの石を積むのはなかなか大変と言うことでしょう。

天狗山は古い積石塚古墳
天狗山の山頂標識
お天狗さんの案内板
天狗山の登山口に舗装道路

天狗山からしばらく下ると天狗山登山口です。ここからは舗装道路を下り湯村温泉へと下ることにしました。

振り返る甲斐駒ヶ岳は初冠雪
市街地から振り返る天狗山の岩峰
温泉街に塩澤寺
湯村温泉の弘法湯

温泉街には厄除けの御利益がある塩澤寺、信玄の湯と言われる弘法湯など今もお客さんで賑わう温泉街のようです。

湯村山城の登山口
温泉宿が建ち並ぶ湯村温泉街
市街地に万寿森古墳

ここからは住宅街の中を緑が丘スポーツセンターへと戻ることにしました。たどり着いた駐車場には車の数もめっきり少なくなっていました。早い秋の日はそろそろ落ちようとするところでした。

 

 コースGPSmap


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