長井バス停9:30~長井水産直売店10:10/15~熊野神社10:35/45~潮風の丘11:00/10~荒崎海岸11:30/12:15~円徳寺・御経窟13:15~カインズ三浦店13:40/14:20~三崎口駅14:45
コロナウィルスはヨーロッパでの感染が拡大し、イタリアでは15,000人を超える状況になっています。国内でも大阪や愛知でクラスターと呼ばれる感染集団が発生し感染者の増加はまだピークを迎えていないようです。この状態ではオリンピックの開催も難しいのではとの話も出始めています。
なかなか山にも行けないなか、何処か軽いハイキングと言うことで三崎口駅に集まったのは我々を含め7名、仲間の多くは通勤時間帯の京急電車を利用したことになりますがそれほど混雑はなかったようです。
三崎口駅からは京急バスで長井に向かいます。バス停からは明るい春の日を浴びる住宅街を長井漁港に向け歩き始めます。
今年は季節が早く進んでいるようで三浦海岸はすでに春本番、民家の庭には赤や白の梅の花、ユキヤナギの白い花も咲いています。道端に目を落とすとハマダイコンの薄紫の花が咲いていました。
途中、熊野神社の境内で一休みです。鬼の洗濯岩のような黒と白の地層が広がる海岸線の先にはレーダー塔を頭に乗せた大楠山がそびえていました。
荒崎公園の駐車場わきからトベラなどが茂る坂道を登ると潮風の丘です。展望台の上に登ると目の前に伊豆の山々、それから続く山並みは箱根から丹沢の稜線でしょう。
どんどん引きから荒崎の海岸線へと下って行きます。ここは三崎層と呼ばれる凝灰岩と砂岩が折り重なる海蝕棚で、鬼の洗濯岩のような景観と磯遊びを楽しむ子供たちで賑わうところです。入り組んだ岩をつなぐように橋や手すりなども整備されていますが波が高いときは波しぶきが飛んでくることもありそうです。
道端でお昼ごはんです。ここは鳶の棲み処、ヒュルヒュルと鳴き声を上げながら上空から餌を狙っています。気を付けないとお握りを爪に引っ掛けられてしまいます。
昼食ののち円徳寺に向かいます。お仙ヶ鼻の急な階段を登ると佃嵐崎、波が砕け散る荒磯の先には大島の島影が霞んでいました。
長浜の海岸線を過ぎると円徳寺の御経窟です。日蓮の弟子、日範が修行したところと言います。
ここからは矢作の住宅街を三崎口駅へ、黒崎の鼻近くを歩いて三崎口へと思っていましたが道が見つかりませんでした。
途中、カインズ三浦店に立ち寄り小休止、明るい春の日を浴びた三崎街道をたどり三崎口駅に戻りました。