前田橋9:25-大楠山11:20/12:00-阿部倉分岐12:20-しょうぶ園13:05/10-衣笠駅13:55
6月の山の会の会山行は大楠山です。梅雨空の中で前日まで雨模様の予報でしたは何とか天気が持ちそうと言うことで逗子駅前に集合しました。
前田橋からしばらく進むと前田川遊歩道の案内板が建っています。
前田川の中に付けられた遊歩道は踏み石などを頼りに心地良い流れの傍をたどる道です。苔むした川岸にはシダなどが生え涼しさを感じさせてくれます。
大楠山ハイキングコースの入り口で前田川を離れると雑木林の中の登りが始まります。梅雨時で湿度は高いものの気温は上がっていないようでそれほど汗も噴き出してきません。
やがて大楠平を越えると大きな気象レーダーがそびえていました。案内板によると半径120kmの空を見守って行くとか。関東には高鈴山、三ツ峠、赤城山にも同様なレーダーが設置されていると言います。
急な階段を登ると大楠山の山頂です。広い山頂にはこの時期ハイカーの数は多くありません。山頂の展望塔も鍵が閉められ立ち入ることはできませんでした。それでも曇り空の下に三浦富士から武山の稜線が見えていました。
山頂からは阿部倉を目指して下ることにします。丸太の階段を下りゴルフ場の脇を進むと阿部倉の分岐です。
ここからは沢に向かって急な下りです。梅雨空の雨を含んだ山道は泥だらけ、滑りやい道に気を使いながら下って行くと小さな沢にたどり着きました。
沢沿いの遊歩道のような道を進むと横横道です。たくさんの車が走る高架の下をくぐりしょうぶ園へと向かいました。
たどり着いたしょうぶ園は花の時期が早かったようですでに終わりを迎えているとか。しょうぶ園前の大きな池にはスイレン、大きな蓮の花も咲いていました。
しょうぶ園はあきらめ衣笠駅に向かいます。昨年、大楠山を歩いた時は国道16号線沿いに衣笠駅に向かいましたが今回は市街地の狭い道をたどり衣笠駅に向かいました。