長柄交差点9:50~森戸川林道車止め10:15~森戸川林道終点10:50/11:05~乳頭山12:40/13:35~畠山14:25~不動橋バス停15:05
10月には行っても暑い日が続いています。今日は三浦アルプスの南沢を歩くことにします。ここは2年ほど前に歩いたところですがその時は左俣から六把峠へ登りました。今回は右俣をたどり乳頭山へ登ることにします。
逗子駅から京急のバスで長柄交差点へ、ここから葉山の市街をたどり森戸川林道へ向かいます。まだ暑さも残っているこの時期、森戸川林道を歩く人は多くありません。
たどり着いた森戸川林道の終点から南沢を登り始めます。沢を渡ると浅い沢に沿った薄い踏み跡歩きです。所々に葉山消防署が設置したリスが纏を持った道標がありました。
何度か沢を渡りながら薄い踏み跡の道を登って行きます。右手が切れ落ちたところや倒木が道を覆っているところもあります。やがて木にテープが巻かれた道標、数年前にはここから左俣を六把峠へと登って行ったようです。
ここからも細い沢沿いの踏み跡を登って行きます。倒木で通れなくなったところでは沢に下りましたが沢床のほうが歩き易いのかも知れません。沢の岸には石垣などもありかつては沢に橋が架かっていたのかも知れません。
やがて沢沿いの道は消え沢床を登って行くようになります。黒っぽい岩の沢は水も少なく登山靴を濡らすこともありません。たくさんの人が歩いているようで苔が張り付いた岩には登山靴の跡が残っていました。
あまり倒木もない沢をしばらく登って行くと左の尾根に向かって固定ロープが張られています。
高低差で40mくらいでしょうが痩せた尾根へ向かい真っすぐに登って行く急坂は固定ロープがなければきつそうなところです。
痩せた稜線の先は薄い踏み跡になり道が不明瞭になってしまいました。ようや見付けた細い道を左手に進むと乳頭山直下の送電塔の下にたどり着きました。
草に覆われた入り口には道標や目印もありません。道を知らなければここから南沢に下るのは無理なところです。ヤマレコの山行記では南尾根へ登るルートも紹介されていますが何れ南沢の源頭は藪っぽいところを登って行くようになるようです。
ここからは中尾根から続く道です。ひと登りすると東尾根への道を左に分け乳頭山の山頂にたどり着きました。
木立に覆われた山頂で昼食ののち畠山方面に下ることにします。
山頂直下には田浦梅園へと下る道がありますが分岐の先は倒木で通れそうにありません。9月の中頃、千葉に停電や家屋の損壊などの被害をもたらせた台風15号は東京湾を北上、この付近も強い風が吹き抜けたようです。
仕方なく畠山方面の道を進むことにします。尾根通しの道にも倒木が数カ所、根こそぎ倒れた木もあります。
やがて道は小さな鞍部、左手の泉町への道はすぐに倒木でその先は消えそうな踏み跡です。右手の境橋へと下る道は昔の間道だったようですがここもシダなどが道を覆い歩けそうにありません。
今日はおとなしく畠山から不動橋へと抜けることにしました。
たくさんのハイキングコースが付けられた三浦アルプス、南沢、中沢など歩く人が少ないコースも多くあります。まだ歩いていないのは小附沢、機会があればここも歩てみたいものです。