三浦アルプス南沢右俣~沢床を歩き乳頭山へ~ 


標高
三浦アルプス(乳頭山187m)
山域
箱根・伊豆・湘南
登山日
2019年10月1日(火)、晴れ
歩程
行動時間 5:15、歩行時間 4:05
歩行距離
8.2km
標高差
180m
累積標高差
+530m、-490m
登山口
長柄バス停mapon
交通機関
 往路:京急バス・長柄バス停、 復路:京急バス・不動橋バス停
登山コース
長柄バス停~森戸川林道車止め~森戸川林道終点~南沢~乳頭山~畠山~不動橋バス停
コースmap
三浦アルプス・南沢

 

 コースタイム


長柄交差点9:50~森戸川林道車止め10:15~森戸川林道終点10:50/11:05~乳頭山12:40/13:35~畠山14:25~不動橋バス停15:05

 

 長柄バス停~森戸川林道車止め~森戸川林道終点~南沢~乳頭山


10月には行っても暑い日が続いています。今日は三浦アルプスの南沢を歩くことにします。ここは2年ほど前に歩いたところですがその時は左俣から六把峠へ登りました。今回は右俣をたどり乳頭山へ登ることにします。

逗子駅から京急のバスで長柄交差点へ、ここから葉山の市街をたどり森戸川林道へ向かいます。まだ暑さも残っているこの時期、森戸川林道を歩く人は多くありません。

長柄交差点のバス停
森戸川林道のゲート
林道には倒木のトンネル
森戸川終点にベンチ

たどり着いた森戸川林道の終点から南沢を登り始めます。沢を渡ると浅い沢に沿った薄い踏み跡歩きです。所々に葉山消防署が設置したリスが纏を持った道標がありました。

沢を渡り南沢の登山道へ
沢沿いの道は薄い踏み跡
途中で沢を渡り
沢を渡り返し対岸へ

何度か沢を渡りながら薄い踏み跡の道を登って行きます。右手が切れ落ちたところや倒木が道を覆っているところもあります。やがて木にテープが巻かれた道標、数年前にはここから左俣を六把峠へと登って行ったようです。

沢に沿って続く登山道
葉山消防署の道標があります
数年前にはここから六把峠に
右手が切れた細い道

ここからも細い沢沿いの踏み跡を登って行きます。倒木で通れなくなったところでは沢に下りましたが沢床のほうが歩き易いのかも知れません。沢の岸には石垣などもありかつては沢に橋が架かっていたのかも知れません。

一度沢に降り沢床を登り
沢から沢沿いの道に登り返し
かなり荒れています
シダに覆われた薄い踏み跡

やがて沢沿いの道は消え沢床を登って行くようになります。黒っぽい岩の沢は水も少なく登山靴を濡らすこともありません。たくさんの人が歩いているようで苔が張り付いた岩には登山靴の跡が残っていました。

再び沢に下り対岸へ
沢床を登って行きます
倒木もなく歩き易い
道標もあります

あまり倒木もない沢をしばらく登って行くと左の尾根に向かって固定ロープが張られています。

高低差で40mくらいでしょうが痩せた尾根へ向かい真っすぐに登って行く急坂は固定ロープがなければきつそうなところです。

痩せた稜線の先は薄い踏み跡になり道が不明瞭になってしまいました。ようや見付けた細い道を左手に進むと乳頭山直下の送電塔の下にたどり着きました。

左手にトラロープの急坂
急な登りに汗を流し
薄い踏み跡を登ると乳頭山の直下
中尾根からの道を登ると乳頭山

草に覆われた入り口には道標や目印もありません。道を知らなければここから南沢に下るのは無理なところです。ヤマレコの山行記では南尾根へ登るルートも紹介されていますが何れ南沢の源頭は藪っぽいところを登って行くようになるようです。

ここからは中尾根から続く道です。ひと登りすると東尾根への道を左に分け乳頭山の山頂にたどり着きました。

 乳頭山~畠山~不動橋バス停


木立に覆われた山頂で昼食ののち畠山方面に下ることにします。

山頂直下には田浦梅園へと下る道がありますが分岐の先は倒木で通れそうにありません。9月の中頃、千葉に停電や家屋の損壊などの被害をもたらせた台風15号は東京湾を北上、この付近も強い風が吹き抜けたようです。

乳頭山から階段の道を下り
田浦梅林への道は倒木で歩けない
畠山への道へ
尾根の左は15号台風で斜面が崩れ

仕方なく畠山方面の道を進むことにします。尾根通しの道にも倒木が数カ所、根こそぎ倒れた木もあります。

泉町と沢沿いの道が分かれているが
稜線は強い風で根こそぎ倒れた倒木
畠山の山頂に馬頭観音
不動橋への道にも倒木が

やがて道は小さな鞍部、左手の泉町への道はすぐに倒木でその先は消えそうな踏み跡です。右手の境橋へと下る道は昔の間道だったようですがここもシダなどが道を覆い歩けそうにありません。

今日はおとなしく畠山から不動橋へと抜けることにしました。

竹林を過ぎると登山口はもうすぐ
登山口にたどり着きました

たくさんのハイキングコースが付けられた三浦アルプス、南沢、中沢など歩く人が少ないコースも多くあります。まだ歩いていないのは小附沢、機会があればここも歩てみたいものです。

 

 コース GPSmap


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