風早橋バス停9:20-カンノン塚10:45-大桜12:00/25-乳頭山分岐13:20-畠山14:00/10-不動橋バス停14:45
手軽にアプローチできる三浦アルプス、家を出たのが遅かったものの登山口の風早橋には9時過ぎに着くことができます。近い近いと言いながらなかなか便利の良いものです。
葉山トンネルの手前を右に折れ仙元山へと向かう急な舗装道路を登って行きます。ここは仙元山ハイキングコースとして紹介されているところです。学校登山の下見なのか若いお母さんが2人山頂を目指していました。
葉山教会の脇から照葉樹林の山道をひと登りすると仙元山の山頂です。目の前には葉山から江の島へと続く湘南の海が広がっています。青空が広がっているものの富士山は雲の中にその姿を隠していました。
仙元山からは雑木林の中をたどる山道が始まります。なだらかな山道を歩いていくと急な下りの階段、見上げるような階段の登り返しに息を切らせると森戸川の大山へと別れる分岐です。
登山道は横須賀と葉山を結ぶ県道27号線に沿って続いているため、所々にクリーンセンターや葉山中学校などへと下る道が分かれています。分岐には手書きでバス停などの地名も出ていますが詳しすぎるのも判り難いものです。
カンノン塚への分岐は仙元山コースを右に分けるところです。手書きで三浦アルプスやカンノン塚と書かれていますが道を間違いそうなところです。ここからは小さなアップダウンの続く尾根道が続いていました。
小さく登ると木の根を頼りに下る急坂、さらに小さな登り返しが続きます。森戸川林道の終点から登ってくる道を左手から合わせさらにアップダウンを繰り返すと道標に大桜と手書きされたコブにたどり着きました。
日差しはあまりないものの小さな広場は休憩には丁度良いところです。昨年、山の会で森戸川からこのコースに登ったことがありましたがその時もここで昼食を食べた記憶が残っています。
登山道は乳頭山を目指してアップダウンを繰り返します。送電線が通る小さなコブは展望が開けるところで目の前には横須賀の街並み、その先にみなとみらいのランドマークタワー、振り返ると大楠山の気象レーダーが見えていました。
登山道は小さく下りながら乳頭山へ、山頂へは登らず直下の分岐から畠山へと向かうことにしました。かつてこの周辺は東京湾の要塞地帯となっていたようで道端には要塞帯道標が建っていました。
思いのほか急なアップダウンを繰り返すと畠山直下の分岐です。安針塚への道を左に分けアオキの中を登ると山頂です。目の前は開けていますが木々の葉が茂っていることもあり展望はあまり良くありません。
畠山からは不動橋に下ることにしました。雑木林の尾根道を下って行く登山道は色付き始めたようで木立の先には赤い葉も見付けることができます。やがて竹林の中を下って行くようになると横横道路傍の不動橋です。バス停からは1時間に2本、逗子行きのバスが出ていました。