新逗子駅9:00/9:10-0h45m-林道ゲート9:55/10:00-0h30m-林道終点10:30/45-0h45m-大桜11:30/55-0h50m-乳頭山12:45/13:00-0h35m-田浦梅園13:35/14:20-0h30m-田浦駅14:50
九鬼山の予定であった山の会の山行が雪のため三浦アルプスに変更になりました。2月は雪のため山行の機会が少なかったこともあり総勢19名でのハイキングです。
新逗子駅からは春色に包まれた葉山の街の中を森戸林道へ。道端にはすでに盛りを過ぎた梅の花、民家の庭先にはヒメオドリコソウやオオイヌノフグリなど春を見付けることができます。
森戸林道のゲートからは微かな瀬音を聞きながら林道歩きが始まります。まだ春の訪れには少し早いようで梢の先もまだ冬色です。2月の大雪のためか倒木も彼方此方に、雪の名残なのかヤブツバキが真っ赤な花を付けていました。
三浦半島中央道路の下をくぐりしばらく進むと林道の終点です。
ここからは消えかけた道標に導かれながら連絡道路を登って行きます。思いのほかの急坂をひと登りすると南尾根の縦走路にたどり着きました。
スダシイやアオキなどに覆われた南尾根の稜線はアップダウンを繰り返す小さなアルプスと言ったところです。明るい陽の光りに誘われて小学生の一団や家族連れ、初老のパーティなどが思い思いに稜線を行き来しています。
大桜の下で昼食です。ここからも小さなアップダウンが続くます。大雪で倒れた木が登山道を覆っているところもありました。大和ハウスが設置した真新しい道標から道を左に折れると畠山への分岐。さらに小さく登ると木立に覆われた乳頭山の山頂にたどり着きました。
目の前には横須賀港、赤いクレーンの先にはアメリカ海軍第7艦隊の空母が鼠色の大きな船体を浮かべていました。
乳頭山からは田浦梅園に向かいます。山頂直下の分岐を右に折れると岩混じりの急坂です。岩場に張られた固定ロープが無ければ下り難いところです。
横横道路を越えるとほどなく田浦梅園です。白梅や紅梅が咲き乱れる梅園にはたくさんの花見客が芝生にピクニックシートを広げています。
目の前には横須賀の港、白く霞んだ空の下には浦賀水道を挟んで君津の街並みも霞んでいました。