横浜自然観察の森9:40~市境広場11:15/20~大平山11:15/25~横浜自然観察の森12:20
歩きなれた横浜自然観察の森から天園のコースを歩いたのは昨年の5月21日、1年ぶりに天園を訪れることになります。
何時ものように上郷森の家に車を停め自然観察の森に、大型バスでやってきたのか幼稚園の子供たちが先生と一緒に遊歩道を歩いていました。この時期、草花や生き物の観察がお目当てのようです。
自然観察センターから緩やかに道を登るとヘイケボタルの池です。夜にはホタルを見るため多くの人が歩いているようで、歩道の渕や段差などは白いペイントで縁取りがされていました。小さな池にはコウホネが黄色い花を付けていました。
尾根道に出ると歩き慣れた天園までの軽いハイキングコースです。平日にもかかわらずたくさんの人がハイキングを楽しんでいます。途中には古い切通の跡、関谷奥見晴台、右手には横浜の霊園などなど、しかし雑木林にに覆われたハイキングコースは展望を期待することはできません。
市境広場を超え小さな岩場を過ぎると天園への分岐です。緩やかに登るとかつて天園峠の茶屋があった横浜市の最高点となる広場です。木立の先には白い雪を被った富士山が見えていました。
その先は鎌倉カントリークラブのゴルフ場です。打ち下ろしのティグランドからはラウンドマークタワーなどみなとみらいのビル群が見えていました。
クラブハウスの傍から小さな岩場を登ると大平山の山頂、ここは鎌倉の最高峰となる頂です。クラブハウスの先は東京湾、今歩いてきたなだらかな稜線も見えていました。
帰りは天園休憩所の傍らか往路を戻ることにします。天園休憩所からは青々とした竹林、この時期はタケノコが採れているようで1個500円の張り紙がありました。
この時期、横浜自然観察の森周辺の春の花は咲き終わり、季節は初夏と進んでいるようです。ヒメウツギや花の中心が黄色いマツバウツギも咲いています。
まだこの時期は初夏を彩るヤマユリの花には少し早いようです。それでも長い茎の先に蕾が見えていましたが花が咲くのはまだ少し先のようでした。