GpsLogは途中電池切れで欠測しています。
鎌倉駅9:00-八雲神社9:10-見晴台9:20-東勝寺跡9:55-鎌倉宮10:20-獅子舞入り口10:40-大平山11:20/12:25-半蔵坊分岐13:05-北鎌倉駅13:50
久しぶりの青空、鎌倉アルプスの祇園山コースと天園コースを歩くことにします。早朝に衣笠駅近くで起きた工事用車両事故の影響で横須賀線に遅れや運休が出ているようでしたが鎌倉駅までは早めの電車でたどり着くことができました。
鎌倉駅からは観光客と一緒に祇園山コースの登山口である八雲神社に向かいます。真っ赤な奉納旗が建ち並ぶ拝殿の脇から山道が始まります。
ヤブツバキやシイなど照葉樹の中をひと登りすると展望台です。目の前には鎌倉の街並み、青空の下には富士山や箱根の山々がそびえていました。
落ち葉を踏みしめながら照葉樹の登山道をたどると東勝寺への分岐です。道の先は雪ノ下へと続いているようですがトラロープでふさがれていました。
分岐から階段を下って行くと高時の切腹やぐら、さらに下ると東勝寺跡の案内板が建っています。ここは新田義貞の鎌倉攻めの時、北条高時ら一族郎党700名以上がその最後を迎えたところです。ここから歴史の舞台は後醍醐天皇の建武の中興へと向かっていくのでした。
多くの観光客と一緒に道を進むと鎌倉宮です。発掘が行われている永福寺跡で瑞泉寺への道を右に分けると獅子舞の山道が始まります。
ここは紅葉の名所として知られたところで12月になるとモミジが谷を真っ赤に染めると言います。緩やかに登って行く道はジグザグを切りながら天園茶屋の傍にたどり着きました。
竹藪の中に建つ日源荘の石碑は日本海海戦でロシア艦隊を破った東郷平八郎の別荘とか。天園の名は東郷平八郎が付けたものと言います。
鎌倉カントリークラブ脇の草原はお昼にちょうどいいところです。学校遠足なのか小学生の一団が2組、我々と同じ初老のパーティも昼食を楽しんでいました。
大平山からはたくさんのハイカーで賑わう天園コースを建長寺方面へ。覚園寺へと下るコースを左に分けさらに道を進むと半僧坊へ分岐です。
道標に導かれながら道を右に折れると今泉台団地の傍をたどる山道が続いています。途中、今泉台4丁目へ下る道を右に分けると急な階段の登り返しが始まります。このコースで一番急な階段なのかも知れません。
やがて山道は今泉台と西管領屋敷跡を結ぶ舗装道路にたどり着きました。さらに下ると明月院、ここからはたくさんの観光客でにぎわう道を北鎌倉駅に向かいました。