鎌倉駅9:05~鎌倉宮9:50/55~百八やぐら10:30~大平山10:55/11:15~獅子舞分岐11:35~永福寺跡12:15~左可井12:35/13:35~鎌倉駅14:25
山の会の鎌倉紅葉ハイク、集合は鎌倉駅です。平日とは言いながら鎌倉の駅前はたくさんの観光客でにぎわっていました。
鎌倉駅からは鎌倉宮に向かいます。たくさんの観光客でにぎわう鶴岡八幡宮の舞殿では結婚式が行われていました。白無垢のお嫁さんと紋付のお婿さん、楽人が奏でる雅楽の調べの中、三々九度の盃をくんでいました。よくある神前結婚式と一味違う結婚式ということです。
鎌倉宮の鳥居からは覚園寺へ、住宅地の中をしばらくたどると石仏が置かれた覚園寺コースの登山口です。
ここからは階段をひと登り、照葉樹の林の中を緩やかに登って行くと程なく百八やぐらにたどり着きました。
ここは鎌倉時代の武士や僧侶などが葬られたところとか、斜面に掘られた岩穴の中には首の落ちた石仏や石塔も残っていました。ふみ跡をたどり斜面を登ると天園のハイキングコースです。軽いハイキングコースということで何時も多くのハイカーで賑わうところです。
急坂をわずかに登ると大平山です。ここは鎌倉市の最高点となる頂です。目の前は鎌倉カントリークラブのクラブハウスです。新築工事が行われているのか重機の音がしていました。
天園茶屋の傍は横浜や金沢へと続くハイキングコースを分けるところです。真っ直ぐに進む道は瑞泉寺へと下る道、我々は右手の獅子舞谷に下ることにします。僅かに下ったところは紅葉の先に富士山を眺めることができるところとか、残念ながら富士山は白く濁った空の中にその姿を隠していました。
さらに下ると谷を真っ赤に染める紅葉、イチョウの落ち葉が登山道に敷き詰められた中を下って行きます。まだ緑色の葉が残っているところを見るとあと1週間ほどは楽しめそうかも知れませんが今年最高の紅葉のようです。
燃えるモミジに目を奪われながら下って行くとヒノキ林の暗い道になります。左は送電鉄塔の巡視路を天園へと登る道、右手の沢沿いに続くふみ跡はまだ登ってことのない道のようです。
たどり着いた二階堂には源頼朝が建てたと言う永福寺跡、大きな池の先に発掘された遺跡の柱跡が再現されていました。本堂が当時としては珍しかった二階建てであったことから二階堂の地名が付いたとか、数日前のNHKの日本人のお名前で取り上げられていた記憶が残っています。
鎌倉宮から小さな道を下って行くと杉本寺です。お昼は近くの左可井であなご丼です。個人の家を改修した小さな店でテーブルと座席で16人ほど、やはりあなご丼と玉子焼きのセットがお勧めと言ったところです。
帰りは観光客でにぎわう市内を歩いて鎌倉駅に戻りました。