北鎌倉駅10:20~明月院入口10:25~富士見台11:00/05~大平山11:55/12:15~天園峠12:10~番場ヶ谷分岐12:15~御坊橋13:40~左可井14:10/15:15~鎌倉駅16:05
山の会の山行は鎌倉アルプスです。今年最後の紅葉、お昼はあなご丼、小さな沢歩きのキーワードにつられたのか総勢16人の遠足のような山行です。
北鎌倉駅からはたくさんに観光客の流れに急かれるように紅葉の名所明月院へ、さらに細い道を登って行くと天園コース・半僧坊入口の道標が建っています。
民家の脇から照葉樹林の中のハイキングコースをひと登りすると半僧坊の裏にたどり着きます。富士見台の展望台からは白い雪を被った富士山、その右には丹沢の山々、左には箱根の山々が青いシルエットとなっていました。
階段を下ると半僧坊、ここから先は建長寺の境内と言うことで拝観料が必要のようです。平日にもかかわらず天園のハイキングコースはたくさんの人です。ハイキングを始めたばかりなのか軽装の山ガール、スニーカーに小さなザックの若者も目立つようです。
小さな坂をを登って行くと鎌倉の最高峰と言う大平山です。地形図上に示される大平山は天園峠の上でこちらは横浜の最高点です。
大平山から小さな岩場を下ると鎌倉カントリークラブの裏の広場です。とりあえず明るい日を浴びる草原にピクニックシートを広げ一休みしました。
天園峠近くの岩の上も視界が開けるところです。ここからも大きな富士山が紅葉の山並みの上にそびえていました。ハイカーの多くは獅子舞や瑞泉寺へと向かうようです。我々は天園茶屋の脇から番場ヶ谷を目指すことにします。
番場ヶ谷の入り口には道標もありません。コンクリートのマンホールの先から小さな沢に向かって下って行きます。藪っぽい踏み跡を下るとほどなく細い沢を下るようになります。目を上げると真っ赤に色付いた紅葉が午後の日差しに燃えていました。
落ち葉に包まれた小さな沢は倒木などもありますがそれほど荒れていません。この時期、かなりの人が歩いているようで足跡もたくさん残っています。沢床には小さな流れ、水が溜まっているところもありますが靴を濡らすほどもありません。
枝沢の幾つかにはふみ跡もあるようでガイドブックなどにもお塔が窪やぐらや天台山の先に登って行く道もあるようです
小さな渡渉、朽ちかけた丸木橋など変化に富んだ沢を下って行くと左岸にロープが張られていました。ここは下の廊下ならぬ縄の廊下とか、やはり山の会なのでしょう面白い名前を思い付くものです。
お目当ての紅葉ヶ淵のもみじはまだ青い葉が混じり紅葉の盛りは1週間ほど先のようです。日当たりの違いで紅葉の進み方も変わるのでしょうがピンポイントの時期に出会えるのはなかなか難しいものです。
小さな滑滝の傍を巻くと小さな水たまりの先で紅葉の沢も終わりです。あとは住宅地の中を下って行くと御坊橋にたどり着きました。
帰りには左可井であなご丼を賞味しました。鎌倉の食べログでも紹介される人気店で食事を済ませた客は1時間半も待ったとか、ふっくらとしたあなごは待つだけの美味というところでした。
GPSLogは受信不良で記録できていません。Map上はコース表示はコースをトレースしたものです。