かつては日比谷公園内の大塚山に鎮座していました。江戸時代には江戸城の拡張、明治時代には東海道線の敷設に当たり新橋4丁目に遷座しました。平成21年(2009年)第一京浜沿いに移転しました。
大塚山に在った頃、苦しむ旅人達に社務所を開放して無病息災を祈願を受けさせたところ霊験があったことから、旅泊(さば)稲荷明神と呼ばれていたと言います。
コンクリート造りの高台の上には拝殿があります。御手水場はかつての神社にあったものか、日鯖講の文字がありました。
日本神話で高天原(たかまがはら)の主神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の娘。太陽神であり皇室の祖神として伊勢神宮の内宮に祭られています。
素戔嗚尊(すさのおのみこと)の乱暴に天の岩戸にこもり国中が暗闇になったという岩戸神話や孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を葦原中国に降臨させた天孫降臨の神話が知られています。