最乗寺8:20~林道分岐8:55/9:00~林道分岐9:30/35~神明水10:05/15~1095m付近11:20/25~明神ヶ岳11:35/12:30~道了尊分岐12:40~856m付近13:15/25~林道分岐13:55~610m付近14:00/15~奥の院14:40/45~最乗寺15:00
全国に発令された緊急事態宣言は感染者の減少に伴い徐々に解除され、最後まで残っていた東京、神奈川など5都道県についても5月25日には緊急事態が解除されました。
しかし6月末までは不要不急な外出は自粛、6月19日までは他県への移動を伴う外出は自粛が要請されています。人の集まらないところでは感染のリスクは少ないと言いながら、まだ安心して山にも行けない状況は続くようです。
山行自粛解除後はじめての山の会の山行は箱根の明神ヶ岳です。とりあえずは近い山、少人数での山行と言うことで最乗寺の駐車場に向かいました。
登山口からは急な石段の登りが始まります。最初はマスクをして歩き始めましたがすぐに息があがり顎マスクになってしまいます。
登山では2メートル以上の間隔があればマスクはなくても良いとか、これからの時期は熱中症のリスクもあるためマスクをしなくても良いのかもしれません。
杉林の登山道を緩やかに登って行きます。日差しが遮られることもありあまり暑さも厳しくありません。
見晴らし小屋を超えしばらく登ると神明水の水場です。さらに雨で荒れた登山道を登ると広い草原状の登りになります。秋にはモミジとススキの原が綺麗なところです。
さらに沢の源頭を巻くように登って行くと崩れた沢を越えるところがあります。やがて登山道は稜線直下の急坂にたどり着きました。山頂までは10分ほどですが雨で道が荒れていることもありなかなか厳しい登りです。
山頂は目の前が開けたところ、晴れていれば大湧谷や冠ヶ岳を一望することができるところですが白く霞んだ空気の中では展望も今一つです。山頂のベンチにはハイカーが数組、若者のパーティは矢倉沢峠方向から縦走してきたようです。
昼食ののち奥の院を通り最乗寺に下ることにします。明神ヶ岳から道了尊分岐へは外輪山の渕をたどるところです。赤茶けた崩壊地の先には金時山の頂が霞んでいました。
道了尊への分岐からは灌木の中を下る道が始まります。雨で深く掘られたところもありあまり歩き易いところではありません。緩やかに下って行く道はやかて杉林の中をジグザグに下り林道にたどり着きます。
小さな道標には奥ノ院まで30分とか、ここからも心地よい雑木林の道を下って行くことになります。
やがて暗い杉林の中を下るようになると道には倒木が横たわっています。昨年の台風で倒れたもののようですがこの付近だけ強い風が吹き抜けののでしょう。
さらにしばらく下ると奥の院にたどり着きました。ここからは長い石段の下りです。小さな男の子が元気に登ってきます。かなりの急な石段で一緒に登っていたお母さんはかなり疲れていたようでした。
コロナ明けの最初の山となった明神ヶ岳、コロナ太りのためか久しぶりの山はかなりきつい山行になってしまいました。