大雄山最乗寺11:05~見晴らし小屋12:20/13:15~奥ノ院分岐13:45~奥ノ院14:25~大雄山最乗寺14:40
9月は秋雨前線が停滞する季節ですが今年は連日の雨や曇りの日が続いています。久しぶりの晴れ間と言う天気予報に、近くの軽い山として頭に浮かんだのは箱根の明神ヶ岳です。出発が遅かったこともあり大雄山最乗寺の駐車場にたどり着いたのは11時少し前でした。
まずは瑠璃門をくぐり本堂に参拝します。まだ紅葉の時期には早いようですが休日と言うこともあり参拝客が目立ちます。登山口は参道の和合下駄の先にありました。連日の雨で湿った登山道は木の根が露出し荒れ気味です。
暗い杉林の中を緩やかに登って行く登山道は湿度が多いためかすぐに汗が噴き出してきます。9月も末と言いながら気温はまだ28℃、まだまだ残暑が残っているようです。
緩やかに登って行く登山道は林道を横切り雑木林の中を登って行きます。しばらく登ると朽ちかけた明神ヶ岳見晴らし小屋にたどり着きました。
木の間から視界が開け丹沢の稜線が見えています。日の光を受け稜線が光っていますが木立の間から見えていることもありあまり迫力のある眺めではありませんでした。
暑さのためか体調は今一つ、出発が遅かったこともあり山頂へはたどり着けそうにありません。今日はここでお昼を食べたのち登山口に戻ることにしました。
お昼は焼き鳥缶とトマトジュースのカレー、トマト味の野菜ジュースを使いましたが少し甘すぎたようです。
焼き鳥缶とトマトジュースのカレー(1人分)
材料:お握り1個、トマト味の野菜ジュース、焼き鳥缶、コンソメ1個、カレー粉・適量、プチトマト・2個
作り方:シェルカップにトマトジュース、コンソメ、焼き鳥缶、切ったプチトマトを入れ温める。煮立ったらカレー粉を加える。器に崩したお握りを入れ、かければ出来上がり。
帰りは林道に戻り道を左に。明神ヶ岳の北側から下ってくる奥ノ院ルートと呼ばれる道を下ることにします。
先日通過していった台風の影響か林道は折れた小枝や枯れ葉が道を覆っています。あまり利用されていないようで道が荒れているところもありました。
目立たない分岐には最乗寺奥ノ院まで30分の道標があります。雑木林の中を緩やかに下る登山道はやがて急な下りに変わってきます。送電鉄塔の下は背丈の高い草藪に覆われ久しぶりに藪漕ぎを強いられてしまいました。
たどり着いた奥ノ院は道了尊の化身とされる十一面観音菩薩が祀られているところ、最乗寺のパワースポットとして紹介されています。奥ノ院へは350段の急な石段、下からは参拝の若者たちが息を切らせながら登ってきました。
途中に立ち止まるところもない階段は上りも大変ですが下りも足元がふらつきそうです。
階段の下には恐ろしげな顔をした烏天狗が祀られていました。
今回は暑さもあり途中で敗退、箱根のハイキングコースとしてよく知られた明神ヶ岳にも、最乗寺から登るコースのほか二宮金次郎の芝刈り道など色々なコースがあるようです。春の桜の時期にでもリベンジの計画を立てられれば良いと思います。
GpsLogの最初の部分は欠測しています。