南郷山・幕山~湘南の海を眺めながら登る展望の山~ 


標高
南郷山610.9m、幕山626m
山域
伊豆・箱根・湘南
登山日
2014年3月10日(月)、晴れ
歩程
合計3:15
歩行距離
6.9km
標高差
560m
累積標高差
+695m、-570m
登山口
森下公園mapon
交通機関
 登山:森下公園、 下山:湯河原駅
登山コース
森下公園-南郷山-幕山-幕山公園
コースmap
南郷山・幕山

 

山行の記録

 コースタイム

森下公園9:40-0h15m-五郎神社上9:55/10:00(衣類調整)-0h40m-湯河原ゴルフ場脇10:40/50-0h25m-白銀林道分岐11:15/20-0h20m-南郷山11:40/12:50-0h45m-幕山13:35/55-0h20m-あずま屋14:15/25-0h30m-湯河原梅園14:55、幕山公園15:15

 

 森下公園~南郷山

幕山のある湯河原梅園は梅の花が咲き競う時期を向かえています。山の会の仲間と一緒に南郷山から幕山へと続く明るい稜線に湘南の春を楽しむことにしました。

たどり着いた湯河原駅前にはミカンを商う店の客寄せの声、すでに出荷の最盛期は過ぎているのでが都会のスーパーなどで買うのに比べかなりお得なようです。

森下公園下から鍛冶屋橋へ
五郎神社
満開の河津桜
湯河原の街の先に広がる湘南の海

駅前から幕山公園行きのバスに乗って森下公園へ、明るい湘南の光の中を五郎神社へ向かいます。ここからは舗装道路の急な登りが始まります。

杉林の間からは湯河原の街並みの先には湘南の海が春の光を浴びていました。急な登りにひと汗を流すと明るくなった稜線をたどる山道が始まります。右手には湯河原カントリークラブのグリーンが広がっています。幕山周辺も鹿の被害に悩まされているようでグリーンに沿って電気柵が張り巡らされていました。

杉林の中の急な登り
湯河原カントリークラブ脇で小休止
グリーンの先に湘南の海
登山道には倒木も

グリーンの傍で一息を入れたのち南郷山へ。ハコネザサに覆われた明るい稜線からは青く広がる湘南の海、大島の前は初島、その右手は利島、新島の島影を見付けることができます。雪を被った稜線は万二郎、万三郎の頂がそびえる天城山です。暖かい伊豆の山と思っていた稜線もこの時期は白い雪に包まれているようです。

急になった登山道は白銀林道の分岐へ。ここは道を右に折れ、明るい雑木林の山道を登って行くと南郷山の山頂にたどり着きました。

白銀林道から南郷山へ
階段を登り南郷山へ
最後の登りは岩っぽいところ
真鶴半島の先に湘南の海

平日にもかかわらず山頂の広場はたくさんの人で溢れています。箱根山歩こう会とか言う50人ほどの一団、初老のパーティも数組、山頂に腰を下ろしています。これ我も山頂の一角にピクニックシートを広げ昼食にしました。

南郷山はたくさんの人
霞む街並みは横浜のラウンドマークタワーか
山頂でお花畑のクリーム鍋
ほうとうもあります

今日のメニューはほうとう鍋とお花畑クリームシチュー鍋、3kg近い食材を担いで登ってきましたがとりあえず10人のお腹は満足したようです。

 南郷山~幕山~湯河原梅園

南郷山からは幕山に向かいます。山頂を下ると白銀林道への分岐、真っ直ぐ進む道は星ヶ山へと続く道です。ハコネササに覆われた急坂を下って行くと白銀林道です。ここからしばらくは舗装道路歩きが続きます。

自鑑水は石橋山の旗揚げに敗れた源頼朝が落ち延びる途中に立ち寄った所、水に映った敗残の姿に絶望した頼朝が自害を考えたところと言います。

白銀林道への分岐点
ハコネササの急坂
自鑑水への道
林道を分かれ幕山へ

やかて林道から離れると雑木林の登りが始まります。霜柱が融けた坂道を登って行くと程なく広い幕山の山頂にたどり着きました。

湘南の海が広がる山頂は湯河原梅園から登ってきたハイカーなどが目立つところです。目の前には雲が出始めた空の下に湘南の海が広がっています。真鶴半島の左手には房総の山々も霞んでいるようです。

幕山の山頂から湘南の海
冬枯れの雑木林を下って
途中のあずま屋で小休止
棚引く雲のように梅が咲き乱れ

山頂で一休みしたのち湯河原梅園へと下って行くことにします。ジグザグに山道を下って行くとあずま屋、さらにジグザクを繰り返すと梅園にたどり着きました。あたりは紅梅、白梅が白霞みのように棚引くところです。ほのかな梅の香りも辺りに漂っていました。

幕山の一帯はロッククライミングのゲレンデとして知られたところです。平日にもかかわらず岩トレの若者がザイルを頼りに岩場をよじ登っていました。

梅園の中を下って行きます
幕岩でロッククライミング
幕岩でロッククライミング
今を盛りの白梅
紅梅も咲いています
満開を迎えた湯河原梅林

咲き乱れる白梅、蕾が膨らむ紅梅、まさに付近一帯は春の訪れが目の前にやってきているようでした。

 

 コース GPSmap

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その他のコース・山行記録
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