宮沢湖~宮沢湖周辺をめぐる~ 
宮沢湖駐車場10:28~宮沢湖10:45~狭山茶田辺園~高麗峠11:31/36~萩の峰11:42/12:14~ほほえみの丘12:23~ムーミンメッツァ駐車場13:20~宮沢湖駐車場13:40
今年の秋は足早に過ぎ去ろうとしているようです。
宮沢湖は飯能の市街にある小さな池、当初は灌漑用の人造湖として昭和16年(1941年)に完成しました。その後、西武グループによりレークサイドパーク宮沢湖などのレジャー施設が整備され、2018年からはメッツァビレッジとムーミンバレーパークがオープンし、西欧の雰囲気とムーミンの世界が楽しめるところととして知られています。
多少道を間違いながらたどり着いた宮沢湖堰堤下の駐車場、平日のため車を停める人もいません。親切な駐車場の管理人の人に近く畑の中にあった柚子を取っていただきました。
堰堤の上に登ると湖面に山影を落とす宮沢湖、もう紅葉は終わりを迎えているようで茶色っぽい山肌が見えていました。堰堤の椅子に腰を下ろし湖畔の景色を眺めている人もいました。
道は右手の坂道を下り集落の中に、狭山茶を販売しているお店がありました。店の中にはお茶箱があります。昔はこの中でお茶を保管していたのでしょうが最近は見かけたことがありません。
柚子が黄色く色付く集落を離れると調整池、左手には湖畔をめぐる道が分かれていますが倒木で通行止めとか。
やがて道はゴルフ場の脇を緩やかに登って行きます。飛んでくるボールを防ぐフェンストンネルをくぐりながらしばらく歩くと巾着田への分岐、その先には高麗峠の分岐がありました。
ここからは奥武蔵自然歩道のハイキングコースです。飯能駅から北鎌湖へ続く11kmのハイキングコースで、巾着田や日和田山、物見山など気軽な山歩きができるところです。
雑木林の中の良く踏まれた山道を歩くと萩の峰、ベンチに腰を下ろし昼食にしました。木立の先には青く霞んだ大岳山周辺の稜線が見えていました。
ほほえみの丘は季節の花が咲くところとか、ハンノウツツジというヤマツツジとサツキの自然交配種もあると言います。
ここからは片道30分ほど、天覧山へと続く道が分かれていました。我々も歩いたことがありましたが飯能駅や天覧山から歩いてくる人も多いようです。
やがて道は国道299号線へと続く分岐、左手の道はゴルフ場のクラブハウスへと続く車道に沿った道です。ここからは緩やかなアップダウンが始まるところで宮沢アルプスの名前もあるようです。
よく整備された道には加治神社、東飯能駅へと続く道が分かれています。右手の雑木林は飯能桜の森、春にはお花見ができる所のようです。
道標にはカエンダケ注意の張り紙がありました。枯れたナラなどに生えるキノコで死亡事故の危険が高いキノコとか。まだ見たことはありませんが触っただけでも炎症を引き起こすと言います。
しばらく歩くとメッツァビレジの大きな駐車場です。駐車場脇の坂道はクリスマスのイルミネーションが飾られ、マーケットホールには土産物や軽食のお店がありました。
左手の道はムーミンバレーパーク、小さな子供たちで賑わうところのようですが平日ということもありあまり人ではありません。
たどり着いた宮沢湖の堰堤からは奥武蔵の山里の景色が見えています。大きな柿の木にはまだ赤い実が残っていました。