つつじが丘8:45~雨量計広場9:25/30~つくば高原キャンプ場10:00/05~535m付近10:30/35~女体山11:10/20~女体山下11:30/45~べんけい茶屋跡12:25~つつじが丘12:55
山の会の今年最後の軽登山は筑波山です。急遽、山行に参加させてもらうことにしました。
集合は松戸駅の千葉銀行前、外環道が開通したこともあり松戸へのアプローチは便利になりましたそれでも首都高速で1時間半、やはり時間がかかるものです。
松戸駅前から湯袋峠に向かいます。最近トンネルができたのかナビはやさと温泉側からの道を案内してくれました。しかし道はつくばねオートキャンプ場の手前で通行止めです。
現地の人に聞くと12月上旬から3月まで落石防止工事のため全面通行止めとか、仕方なく今回はつつじが丘からつくば高原キャンプ場に向かうことにしました。
たどり着いたつつじが丘の広い駐車場は閑散としています。この時期のロープウェイの始発は9時20分、それでも地元の車のほか湘南ナンバーの車が止まっています。帯広ナンバーの車も1台、百名山でも登ろうとしているのでしょう。
駐車場の奥から細い道を下っていくと程なく東筑波ハイキングコースの道標があります。ここからは暗い樹林帯の中の山道が始まります。小さな沢を渡った道はやがて雨量計が置かれた広場にたどり着きました。12月にも関わらず気温は10℃ほどか少し汗ばむほどです。
さらに山裾を回り込むように進む国民宿舎から登ってくる林道を合わせオートキャンプ場へと向って行きます。キャンプ場の手前では湯袋峠から登ってくる道を合わせることになりますが道標などはありませんでした。
閑散としたキャンプ場からはキャンプ場コースの登りが始まります。道端には今を盛りに真っ赤なサザンカが咲いていました。
明るい雑木林の中を登って行く道はジグザグを繰り返しながら高度を上げていきます。やがて冬枯れの梢の先にパラボラアンテナの鉄塔が見え始めると女体山の山頂は目の前、笹の急斜面を登って行くと女体山直下の広場にたどり着きました。
目の前はロープウェイの山頂駅、軽装のハイカーなども訪れる女体山の狭い山頂はかなり込み合っています。今年の1月、この山頂を訪れたとき、山頂は木の柵に覆われていました。たくさんの参拝客が訪れるお正月の事故対応だったようです。今は展望を楽しみに岩場の先端まで行くことができます。
山頂直下の岩陰でお弁当です、今朝は青空も出ていましたが空は雲に覆われ冷たい風も吹いてきました。
山頂からはつつじが丘へ下ることにします。このコースは登りに使うほうが安全なこともあり小さな子供を連れた家族連れや若者のグループが息を切らせながら登ってきます。
大仏岩、裏面大国、北斗岩、出船入船などの奇岩の中を下っていきます。べんけいの七戻岩も先には大きな杉の切り株、明治元年、赤穂浪士の討ち入りなどの年が表示されています。その中心は300年ほどの年月を重ねてきたようです。
べんけい茶屋跡には案内板があります。木立の先からは女体山の山頂に立つ人が点のように見えていました。その後ろにはふみ跡が隠れているようです。通行が禁止されているようですが低山ということもあり色々な道が歩かれているようです。
ここで筑波山神社へと下る道を右に分けおたつ石コースを下っていきます。しばらく下ると春にはツツジの咲く明るい稜線、さらに下ると車を止めた駐車場にたどりく来ました。我々が下るのを待っていたかのように、ぽつぽつと雨が落ちてきました。
帰りはみずほの村市場のお蕎麦屋さんに立ち寄ることにします。今日は都合のより限定メニューでの営業と書かれていましたが冷たいもり蕎麦や温かい蕎麦もあるとか、確かにここのお蕎麦はつくば周辺では1、2を争うところでしょう。新そばという細い蕎麦は確かに美味しい蕎麦でした。
みずほの村市場の脇には11月に行われたコンテストのかかしが展示されていました。テレビでおなじみのちこちゃんやトランプ大統領と安部首相、なかなかよく表情がとらえられています。今年の最優秀賞はちこちゃんだったようです。