裏筑波山麓~山麓のニリンソウを訪ね~ 


標高
筑波山 875.7m
山域
茨城
登山日
2017年4月24日(月)、曇り、14℃
歩程
行動時間 2:45、歩行時間 2:05
歩行距離
3.2km
標高差
165m
累積標高差
+285m、-285m
登山口
筑波高原キャンプ場mapon
交通機関
 筑波高原キャンプ場
登山コース
筑波高原キャンプ場~土俵場~ニリンソウ群生地~三本松コース分岐~筑波高原キャンプ場
コースmap
裏筑波山麓

 

山行の記録

 コースタイム

筑波高原キャンプ場9:45~土俵場10:05~ニリンソウ群生地10:40/11:20~三本松分岐11:40~キャンプ場ベンチ12:00/20~筑波高原キャンプ場12:30

 

 裏筑波山麓

山の会の仲間と筑波高原キャンプ場にテントでも張り、ゆっくりニリンソウやカタクリの花を楽しもうという話でしたがキャンプ場が開くのは5月1日から、今回は日帰りで軽く筑波山の山麓を歩こうと言うことになりました。

たどり着いたキャンプ場へ続く山道には数台の車が停まっています。ここから山頂に向かう三本松コースが手軽なハイキングコースなようで、軽装で山頂を目指すハイカーが多いようです。

たどり着いたキャンプ場はオープン前と言うことですが駐車場には車数台停まっていました。

筑波高原キャンプ場
林道わきにニリンソウの群生地
土俵場に説明版
アオキの赤い実の中を

国民宿舎へと続く林道を進むと土俵場へのふみ跡です。周辺はニリンソウやカタクリの群生地ですがカタクリの花はすでにその盛りを過ぎようとしています。雑木林の中の登山道は林道広場から登ってくる道を合わせ緩やかに登って行きます。

目立たない分岐を左に折れると中沢ケルンへと向かう道、ヒノキ林の中に明瞭なふみ跡が続いています。小さな沢を越えしばらく進むと沢を白く染めるニリンソウの群生地です。

ここからは護摩壇の岩場を通りつつじヶ丘コースへと登って行く道があるようです。地元の人なのか護摩壇を目指して登って行く人もいました。

林道広場から続く道を合わせ
中沢ケルンへの分岐
小さな沢を渡り
ニリンソウの群生地

我々はニリンソウの群生地でミドリニリンソウ探しです。白色の萼片が緑色に変色したもので突然変異として混じることがあるようです。この群生の中では沢沿いの岩の近くに4株ほど、それほど珍しくないものかもしれませんが初めてお目にかかったミドリニリンソウでした。

ここからは三本松コースをたどりキャンプ場に戻ることにします。分岐に戻りひと登りすると三本松コースです。ここは新緑が綺麗なところです。

三本松コースへの登り
三本松コース分岐

三本松コースを緩やかに下って行くとキャンプ場です。すでにヤマザクラも満開を過ぎようとしていますが振り返るとピンクの花灯りの先に筑波山の山頂、萌黄色の梢の先には加波山などの山並みが広がっていました。

筑波高原キャンプ場へ下ります
キャンプ場から振り返る筑波山

山名表示 ※クリックすると山名を表示・非表示します。
裏筑波山麓から眺める秩父の山々 (photoShop Elementsで作成)

帰りはみずほの村市場の蕎舎で山菜天ぷら蕎麦です。3時近くになっていましたが店はたくさんのお客さんで20分ほどの待ち時間、古い民家を改造したというお店には箱階段を登って行く2階席もありますが平日はスタッフが少ないので開放していないとのことでした。

みずほの村市場の蕎舎に大きな水車
何時もの山菜てんぷら蕎麦

また大きな水車は実際にそば粉を引いているようですが石臼の杵は傍に立て掛けてありました。何時か2階席に上がれそうなときにまた訪れてみたいものです。

 裏筑波山麓に咲く春の花

この時期、裏筑波の山麓はニリンソウとカタクリの咲くところです。すでにカタクリは最盛期を過ぎていましたがニリンソウが沢を真っ白に埋め尽くしていました。

 マルバコンロソウ?

ミドリニリンソウは顎が緑色のもの、緑色に白い斑が入ったものなど色々あるようです。名前は付いていても固有の種ではなくニリンソウが突然変異したものとか、最近ではマイコプラズマによるウイルス感染症であるとも言われています。

 

 コース GPSmap

 クリックするとGPSLogをダウンロードします。

 

その他のコース・山行記録
TAG:筑波
 訪問者数 今月:17件
 Back