つつじヶ丘駐車場9:50~雨量計広場10:30~筑波高原キャンプ場11:25/14:40~つつじヶ丘駐車場16:05
山の会の山行は裏筑波山のテント山行、筑波高原キャンプ場に一泊して「テント設営と山ごはんの体験」と言う企画でした。しかし九州に上陸しそうな台風の影響で週末は雨風の天気予報です。一度は中止としましたが土曜日は天気が持ちそうということで前日の朝に日帰りで実施することに、食材の買い出しや準備で結構大変でした。
集合はつつじヶ丘です。我々は食材を車に積んでつつじヶ丘の駐車場で待ち合わせです。
つつじヶ丘からは東筑波ハイキングコースをキャンプ場へ向かいます。駐車場の先からは車も入っていない林道を歩き始めます。
国民宿舎へと続く林道を右に分けると樹林帯の中に続く山道が始まります。小さな沢は雨が降ると増水して渡り難くなるところか、たくさんの人が入り込んでいるようで杉林の中にはかすかなふみ跡を見付けることができます。
雨量計が置かれた広場には地元の人が汲みに来ると言う湧水があります。さらに進むと国民宿舎に続く林道、その先は湯袋峠から登ってくる道を合わせるところです。
たどり着いた筑波高原キャンプ場には管理人の男性が一人、台風が来るというのにテント泊の人がいるようです。バンガローもあるようで雷などの時は利用できるとか、法律の改正で管理人が常駐していないキャンプ場では今後バンガローは利用できなくなると言うことでした。
たどり着いたテン場でテントの設営体験です。1人用のツェルト、Dunlopの大型テント、縦走などで利用する4~5人用ドームテントの設営をしました。
テントの設営が初めての人もあり、フライの張り方やペグなど、やはり実際に設営してみなければ判らないことも多いようです。
その後は食坦の人を中心に山ごはんの体験です。
山ごはんの主食はやはりアルファ米、しかしアルファ米はなかなか食べにくいものです。今回はアルファ米のほかコメ袋も使用してご飯を炊いてみました。水加減は不要、ガスは多く使用しますが失敗はありません。
山でも食べやすいようにサンマの混ぜご飯、焼き鳥の親子丼、天かす丼を作ってみました。食材も少なく結構おいしいものです。
人数も20人となると山鍋はなかなか大変です。2リットルのコッヘルでも6人分程度が限度です。コッヘルを3つ用意してカボチャのホウトウ、いも煮、レモン鍋を作りました。
おかずにじゃがりこコサラダとソーメン焼き、カルツォーネを用意しました。カルツォーネは餃子の皮で薄い餅やチーズ、キムチなどを包んで焼いたものです。珍しさもあってなかなか好評だったようです。
わいわいがやがやで食事が終わったのは2時過ぎ、山での食事は少なめと思っていましたが少し多すぎたようです。テントなどを撤収し往路をたどりつつじヶ丘の駐車場へ戻りました。台風を目の前にしたのにもかかわらず雨も降らず風もない一日でした。
帰りはつくば駅近くの蕎麦一で反省会です。自宅周辺は午前中から雨、茨城は雨が遅かったようですが店を出るころにはぽつぽつと雨が落ちてきました。