寺久保山(不動山)~ゴルフ場を取り巻く静かな山~ 


標高
寺久保山357.2m
山域
伊豆・箱根・湘南
登山日
2014年12月26日(金)、晴れ、1℃
歩程
合計4:10
歩行距離
7.5km
標高差
274m
累積標高差
+458m、-458m
登山口
雷電神社駐車スペースmapon
交通機関
 北関東道田沼佐野ICから5km
登山コース
雷電神社~医王禅師~寺久保山~山王山分岐~塩坂峠~雷電神社
コースmap
寺久保山

 

山行の記録

 コースタイム

雷電神社9:40-医王寺入り口10:10-尾根分岐10:35/45-寺久保山11:20-330mの小ピーク11:35/12:05-山王山分岐-301.3m峰13:20/25-塩坂峠13:50-雷電神社14:35

 

 雷電神社~寺久保山

佐野クラシックゴルフ場を取り巻くように連なる背の低い尾根に寺久保山があります。訪れる人が少ない静かな山歩きができるところですが藪に覆われた山道は登山口を探すのも苦労しそうなところです。

たどり着いた雷電神社近くの道端に車を停め山頂に向かうことにしました。

最初に足を踏み込んだ小道
般若坂への入り口は藪の中
医王禅寺への道
医王禅寺の石柱

ネット上には雷電神社や般若坂、不動滝から登るコースが紹介されていますが何れも登山口は見つけ難く藪っぽいところもあるようです。最初は雷電神社近くの小道に足を踏み入れましたが紹介されているコーストは違うようです。地図を頼りに般若坂の登山口を探しましたが藪に覆われ踏み跡さえも見付かりません。地元のお爺さんに尋ねると医王禅寺からのほうが登り易いと言います。

医王禅寺からの砂利道は程なくシノタケの藪の中を進むようになります。藪の中の薄い踏み跡をたどると道はやがて樹林帯の中の荒れた登りに代わりました。

砂利道の先はスズタケの藪
樹林帯の中の荒れた道
不動滝へ下るところから尾根へ
枯葉に覆われた急坂

荒れた道には倒木なども横たわりあまり人が入っていないことを物語っています。徐々に傾斜を増した道はやがて不動滝へ下っていくようです。

枯葉に覆われた急な登り
途中にはトラロープ
雷電神社からの道を合わせ
寺久保山の山頂

ここで道を左に、枯葉に覆われた尾根には所々に赤いテープが見え隠れしています。木の根に掴まりながら登る急坂には切れかけたトラロープもありました。やがて傾斜が緩やかになると雷電神社から登ってくる道を右手から合わせます。

 寺久保山~塩坂峠~雷電神社

たどり着いた寺久保山の山頂は木立に覆われた暗い広場で、私製の山頂標識と3等三角点がありました。

寺久保山からは山王山へ向かうことにします。シノタケの藪っぽい登山道は小さくアップダウンを繰り返えしながら稜線をたどって行きます。

スズタケの稜線
雑木林の坂道を下って
岩っぽいところもあります
山王神社近くの三叉路

右手の梢の先には日光前衛の山々が見えているようですが展望は今一つ、左手はゴルフ場を挟んで塩坂峠への尾根が続いていました。

山王山は大網林道が通るところです。この手前の三叉路を左に、ここからは越床ハイキングコースとして整備されたところで道標なども整備されています。

青空の下に浅間山
木立の先は足利行動山
奥多摩の山並みの先に富士山
301.3m峰の三角点

小さなアップダウンを繰り返す尾根道は右手の展望が開けます。青黒く連なる稜線の上には雪を頂く浅間山、足利の街並みの先には奥多摩の稜線が連なりその上に133km離れた富士山の頂が見えていました。

この稜線は強い風が吹き抜けるところです。上州名物はかかあ天下と空っ風と言われますが乾いた冷たい風が梢の先を流れています。

塩坂峠への道
塩坂峠
越床ハイキングコースの案内板
落ち葉の海のような道
北関東道わきの道
カーブを曲がると雷電神社

北関東道の上を越えるとほどなく塩坂峠です。越床ハイキングコースはこの先、鳩の峰、越床峠を越え大小山ハイキングコースへと続いているようです。マンサクやミツバツツジの群生地などもあるようで春先にこれらを結ぶハイキングを計画するのも良いのかも知れません。

塩坂峠からは雷電神社に戻ることにしました。歩く人も少ないためか落ち葉の海のような道を下ると北関東道の脇です。高速道路下のトンネルを越えしばらく進むと車を停めた雷電神社に戻ることが出来ました。

 出流山いづるや

帰りは近くの出流山満願寺のお蕎麦を食べて帰ることにしました。石灰岩の採石所などが建ち並ぶ県道を一走りすると坂東観音霊場の札所でもある満願寺です。以前にも立ち寄ったことのあるいづるやと言うい蕎麦屋さんに立ち寄りもり蕎麦とそばがき、この時期は珍しいフキノトウとセリの山菜天麩羅を食べました。

もり蕎麦と野菜天麩羅
そばがき

ボリュームもたっぷりで美味、後ろの若者たちは1升と2升と言う盆もりを食べていました。1升は1.8リットル、余ったならお土産に持ち帰ることもできるということでしたがさすが完食は厳しそうでした。

 

 コース GPSmap

 クリックするとGPSLogをダウンロードします。

 

その他のコース・山行記録
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