東口本宮浅間神社 


 寺社の種類:旧県社
 創建の時期:大同2年(807年)
 本殿の様式:権現造
 所在地:静岡県駿東郡小山町須走126番地
 訪問日:2017年9月18日

 

富士山須走口登山道の起点に鎮座する浅間神社で、須走浅間神社とも呼ばれます。平成25年(2013年)富士山が世界文化遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」として登録された際、構成資産の一つとして世界文化遺産に登録されています。

たどり着いた駐車場はかつての鎌倉往還が通っていたところ、鎌倉から各地に放射状に続く道で鎌倉幕府の御家人や坂東武者が有事の際鎌倉にはせ参じた道です。軍用道路のほか政治や経済の道としても利用されたと言います。

境内にたくさんの講社碑
鎌倉往還の案内板
駐車場わきに石鳥居
境内にたくさんの講社碑
境内にたくさんの講社碑
講社碑の案内板
富士講と講社碑の案内板
大きな石碑
浅間の杜に富士山の湧水
浅間の杜に湧水の流れ

駐車場からは鬱蒼と茂る浅間の杜です。ここには富士講の講社碑が奉納されています。江戸時代には八百八講と言われるほど盛んになり須走は富士信仰の登山口として栄えました。

参道には朱塗りの神門がそびえています。神門の前の狛犬は獅子、親子の狛犬は「獅子は我が子を千尋の谷に落とす」の説話に因むものでしょうか。

立派な社務所
赤い橋を渡ると表参道
信しげの滝
表参道の石鳥居
参道に御手水場
境内の案内図
石段の上に随神門
獅子の狛犬
獅子の狛犬
国威震燿の神額がかかる神門

参道の奥には拝殿があります。その脇には恵比寿大国社や社護神社が祀られています。新しい社は日枝神社、山神社、琴平神社、霧島神社、高尾神社、社護神社を合祀したものとされています。

参道の先に拝殿
ご神馬
末社・恵比寿大国社
長寿亀石
御手水場
末社・社護神社
朱塗りの拝殿
拝殿の内部
富士山東宮の神額
拝殿奥に本殿

 

関連記録・コース

 木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)神阿多都比売命(かむあたつひめのみこと)、葦津姫命(かやつひめのみこと)

日本神話に登場する神様。古事記では瓊々杵命(ににぎのみこと)の妻となります。富士山の神とされ各地の浅間神社で祀られています。子育ての神、子安神としても篤く信仰されています。

 

 大国主命(おおくにぬしのみこと)大己貴命・大穴牟遅神(おおなむちのみこと)

出雲神話の神。素戔嗚尊(すさのおのみこと)の子または孫です。少彦名神(すくなびこなのかみ)とともに、中つ国の経営を行っましたが、天照大神(あまてらすおおみかみ)の使者が来ると国土を献上してみずからは隠退しました。

大黒天と同一視されるようにもなりました。因幡(いなば)の白兎の神話は唱歌にも歌われています。

 

 彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)山幸彦(やまさちひこ)

日本神話に登場する神様、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の子。母は木花開耶姫(このはなのさくやびめ)。山幸彦の名で知られ、海神の娘豊玉姫(とよたまひめ)と結婚して??草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)をもうけた。

 

 権現造(ごんげんづくり)

本殿と拝殿とを石の間または相(あい)の間でつないだ神社建築様式。平安時代に始まり桃山時代から盛んになりました。日光東照宮本殿が代表的で東照大権現の名をとって権現造と言います。

 

 邇邇芸命・瓊瓊杵尊・瓊々杵尊・彦火瓊瓊杵・火瓊瓊杵(にぎにぎのみこと)・天津彦彦火瓊瓊杵尊(あまつひこひこほのににぎのみこと)

日本神話に登場する神様。天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫。天忍穂耳尊(あまのおしほみみのみこと)の子。天照大神の命で葦原の中つ国を統治するため、高天原から高千穂峰に天降ったとされる。木花開耶姫(このはなのさくやびめ)を妻とし、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)を生んだ。

 

 素戔嗚尊・須佐之男命(すさのうのみこと)

日本神話に登場する神で出雲神話の祖神とされています。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)の子で天照大神の弟とされています。

高天ヶ原で多くの乱暴を行ったことで天照大神が怒り天の岩戸にこもり、高天ヶ原から追放されました。出雲に下り八岐大蛇を退治し奇稲田姫命(くしなだひめ)を救ったとされています。

 

 天照大神、天照大御神(あまてらすおおかみ)大日女尊(おおひるめのみこと)・大日霊貴神(おおひるめのむちのかみ)

日本神話で高天原(たかまがはら)の主神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の娘。太陽神であり皇室の祖神として伊勢神宮の内宮に祭られています。

素戔嗚尊(すさのおのみこと)の乱暴に天の岩戸にこもり国中が暗闇になったという岩戸神話や孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を葦原中国に降臨させた天孫降臨の神話が知られています。

 

 邇邇芸命・瓊瓊杵尊・瓊々杵尊・彦火瓊瓊杵・火瓊瓊杵(にぎにぎのみこと)・天津彦彦火瓊瓊杵尊(あまつひこひこほのににぎのみこと)

日本神話に登場する神様。天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫。天忍穂耳尊(あまのおしほみみのみこと)の子。天照大神の命で葦原の中つ国を統治するため、高天原から高千穂峰に天降ったとされる。木花開耶姫(このはなのさくやびめ)を妻とし、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)を生んだ。

 

 木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)神阿多都比売命(かむあたつひめのみこと)、葦津姫命(かやつひめのみこと)

日本神話に登場する神様。古事記では瓊々杵命(ににぎのみこと)の妻となります。富士山の神とされ各地の浅間神社で祀られています。子育ての神、子安神としても篤く信仰されています。

 

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