賀茂別雷神社(上賀茂神社) 


 寺社の種類:式内社・山城国一宮・二十二社・勅祭社・官幣大社・別表神社
 創建の時期:(伝)天武天皇7年(678年)
 主祭神:賀茂別雷大神
 社殿の様式:三間社流造
 所在地:京都府京都市北区上賀茂本山339
 訪問日:2008年4月30日

 

上賀茂神社は下鴨神社とともに古代の賀茂氏の氏神を祭る神社です。また京都の初夏を彩る葵祭の神社として知られています。

一ノ鳥居
芝生の境内

参道の芝生の中には勝負の楓があります。ここは毎年行われる競馬会神事でゴールとなる地点とか

芝生の中に勝負の楓
大きな建物は細殿

二の鳥居をくぐると正面に細殿、その前には立砂という盛砂があります。これはご神体である神山を模ったものとか、神様が降臨する依代を表していると言います。

朱塗りの楼門
立砂は神が降臨したところ

本殿の前には鮮やかな朱塗りの楼門がそびえています。

朱塗りの楼門
朱塗りの楼門

高倉殿は一般の参拝者が上賀茂神社本殿や権殿を拝める場所です。

山門には巫女さん
高倉殿

舞殿は橋殿とも言われ、境内を流れる御手洗川をまたぐように建てられています。

舞殿(橋殿)
賀茂桜

片山御子神社(片岡社)は縁結びの神様です。紫式部が何度もお参りしたと伝えられています。

賀茂桜の脇に橋が
片山御子神社(片岡社)

上賀茂神社の境内には多くの摂社が祀られていました。

二葉姫稲荷神社
天斑駒神社

 

関連記録・コース

 流造(ながれづくり)

神社建築様式の一つ。屋根の前のほうが長く伸びて向拝をおおい、庇と母屋が同じ流れで葺いてあるのでこの名がある。

正面の柱が2本であれば一間社流造、柱が4本であれば三間社流造という。奈良時代末~平安時代に成立し広く各地に流布しました。

 

 紫式部(むらさきしきぶ)

平安中期の女流作家。三十六歌仙の一人、藤原宣孝と結婚し、夫の没後源氏物語を書き始める。一条天皇の中宮彰子に仕え、藤原道長らに厚遇された。

 

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