出雲大社 


 寺社の種類:式内社(名神大)、出雲国一宮、官幣大社、勅祭社、別表神社
 創建の時期:神代とされる
 主祭神:大国主大神
 社殿の様式:大社造
 所在地:島根県出雲市大社町杵築東195
 訪問日:2016年8月30日、2006年11月5日

 

出雲大社は大国主命を祀る神社です。古事記によると天孫降臨以前に日本の国を支配していた大国主命は国譲りののち出雲大社に祀られたと語られています。

天照大神の子の天穂日命を祖とする出雲国造家のみが祭祀を担うことが許される神社で、天照大神を祀る伊勢神宮とともに神話の世界を今に伝える神社です。

道の駅大社ご縁広場からは出雲大社へ。まだ目覚め始めたばかりの大社町の商店街をしばらく歩くと大きな鳥居が建っていました。

この商店街は旅館などや古い造りの店が軒を並べていますが、土産物屋は出雲大社の駐車場脇が賑わっているだけであまり活気があるようには思えません。

大きな鳥居からは赤松の並木の中を本殿に向かって行きます。京都の寺社と違いあまり商売の匂いを感じさせない参道には土産物屋など目立ったものもありません。

しばらく参道を進むと左手に因幡の白兎伝説にちなんだ大国主尊の銅像、右手にはムスビの銅像が立っています。大国主尊は幸魂(さきみたま) 奇魂(くしみたま)の神のおかげで生きとし生けるものすべてが幸福になる「縁」を結ぶ「縁結びの神様」となったとか。古事記などに伝えられている神話の世界が今も語り次がれているところです。

鳥居の中に入ると大きな拝殿が建っています。出雲大社の拝殿は正面から本殿が見えるよう拝殿の位置を左にずらして建てられているとか。また出雲大社の参拝は二拝四拍手一拝、これは四回手を合わせるから「しあわせ」と言われています。

本殿の目の前には八足門があります。一般の参拝はこの八足門まで。桧造りの本殿は垣間見ることができるだけです。本殿の右手にはおにわふみがあります。案内板には神域なので失礼のない服装で・・とか、やはりGパンやサンダルではだめなのでしょうね。

本殿の周りには十九社や氏社などの摂末社が建っていました。参拝のあとは神楽殿に立ち寄りました。この早い時間から結婚式があるようで、新郎新婦がカメラの前でポーズを取っていました。出雲大社は京都などの寺社に比べあまり商売気が無いようでお守りや根付などもありませんでした。

 

 2016年9月1日訪問

勢溜まりに木の鳥居
はらえ橋の先に鳥居
奇跡の一本松の接ぎ木
奇跡の一本松の説明版
境内にモニュメント
因幡の白兎と大黒様
むすびの御神像
むすびの御神像
幸魂・奇魂の碑
銅鳥居
大しめ縄が張られた拝殿
八足門
八足門の内部
瑞垣の中にご本殿
氏社
筑紫社の案内板
ご本殿の案内板
資料を展示する彰古館
彰古館の案内板
彰古館の入口
瑞垣の中にご本殿
素鵞社(そがのやしろ)
素鵞社の案内板
文庫
御向神社の案内板
釜神社の案内板と東十九神社
東十九神社の案内板
発掘されたご本殿の柱
ご本殿の案内板
八雲のわりこ蕎麦
上官屋敷跡

 

 2006年11月5日訪問

道の駅大社ご縁広場
日本一という大鳥居
参道に建つ大きな鳥居
出雲大社へと続く長い参道
参道に祀られた小さな社
赤松が続く参道
参道に建つムスビの銅像
参道に建つムスビの銅像
大国主尊の銅像
因幡の白兎の神話の世界
出雲大社の拝殿
注連縄が張られた神楽殿
注連縄が張られた神楽殿
拝礼は2拝4拍手1拝
出雲大社の拝殿
一般の参拝はこの八足門まで
おにわふみの案内板
おみくじが結ばれて
垣根の中には桧造りの本殿
彰古館
垣根の中には桧造りの本殿
林に囲まれた社は素盞社
垣根の中には桧造りの本殿
垣根の中には桧造りの本殿
出雲大社の案内板
垣根の中には桧造りの本殿

 

関連記録・コース

 大国主命(おおくにぬしのみこと)大己貴命・大穴牟遅神(おおなむちのみこと)

出雲神話の神。素戔嗚尊(すさのおのみこと)の子または孫です。少彦名神(すくなびこなのかみ)とともに、中つ国の経営を行っましたが、天照大神(あまてらすおおみかみ)の使者が来ると国土を献上してみずからは隠退しました。

大黒天と同一視されるようにもなりました。因幡(いなば)の白兎の神話は唱歌にも歌われています。

 

 大社造(たいしゃづくり)

日本古代の建築様式を残すもので、屋根は檜皮葺(ひわだぶ)きで切妻造り妻入り。代表例は出雲大社本殿。

 

 大国主命(おおくにぬしのみこと)大己貴命・大穴牟遅神(おおなむちのみこと)

出雲神話の神。素戔嗚尊(すさのおのみこと)の子または孫です。少彦名神(すくなびこなのかみ)とともに、中つ国の経営を行っましたが、天照大神(あまてらすおおみかみ)の使者が来ると国土を献上してみずからは隠退しました。

大黒天と同一視されるようにもなりました。因幡(いなば)の白兎の神話は唱歌にも歌われています。

 

 天照大神、天照大御神(あまてらすおおかみ)大日女尊(おおひるめのみこと)・大日霊貴神(おおひるめのむちのかみ)

日本神話で高天原(たかまがはら)の主神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の娘。太陽神であり皇室の祖神として伊勢神宮の内宮に祭られています。

素戔嗚尊(すさのおのみこと)の乱暴に天の岩戸にこもり国中が暗闇になったという岩戸神話や孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を葦原中国に降臨させた天孫降臨の神話が知られています。

 

 天穂日命・天菩比神(あまのほひのみこと)

日本神話に登場する神、天照大神(あまてらすおおみかみ)の子供です。天孫降臨に先立って葦原(あしはら)の中つ国に遣わされたが、大国主神(おおくにぬしのかみ)に味方して復命せずのちに大国主神の祭主を命じられたと言います。出雲(いずも)氏、土師(はじ)氏らの祖先神です。

 

 素戔嗚尊・須佐之男命(すさのうのみこと)

日本神話に登場する神で出雲神話の祖神とされています。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)の子で天照大神の弟とされています。

高天ヶ原で多くの乱暴を行ったことで天照大神が怒り天の岩戸にこもり、高天ヶ原から追放されました。出雲に下り八岐大蛇を退治し奇稲田姫命(くしなだひめ)を救ったとされています。

 

 天照大神、天照大御神(あまてらすおおかみ)大日女尊(おおひるめのみこと)・大日霊貴神(おおひるめのむちのかみ)

日本神話で高天原(たかまがはら)の主神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の娘。太陽神であり皇室の祖神として伊勢神宮の内宮に祭られています。

素戔嗚尊(すさのおのみこと)の乱暴に天の岩戸にこもり国中が暗闇になったという岩戸神話や孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を葦原中国に降臨させた天孫降臨の神話が知られています。

 

 素戔嗚尊・須佐之男命(すさのうのみこと)

日本神話に登場する神で出雲神話の祖神とされています。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)の子で天照大神の弟とされています。

高天ヶ原で多くの乱暴を行ったことで天照大神が怒り天の岩戸にこもり、高天ヶ原から追放されました。出雲に下り八岐大蛇を退治し奇稲田姫命(くしなだひめ)を救ったとされています。

 

 天照大神、天照大御神(あまてらすおおかみ)大日女尊(おおひるめのみこと)・大日霊貴神(おおひるめのむちのかみ)

日本神話で高天原(たかまがはら)の主神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の娘。太陽神であり皇室の祖神として伊勢神宮の内宮に祭られています。

素戔嗚尊(すさのおのみこと)の乱暴に天の岩戸にこもり国中が暗闇になったという岩戸神話や孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を葦原中国に降臨させた天孫降臨の神話が知られています。

 

 伊弉諾尊・伊邪那岐命(いざなぎのみこと)

古事記に登場する神、伊弉冉尊(いざなみのみこと)とともに天つ神の命でおのころ島をつくって天降り、国生みと神生みを行った男神です。

黄泉国(よもつくに)の汚穢(けがれ)を禊(みそぎ)した際に、天照大神(あまてらすおおみかみ)、月読尊(つきよみのみこと)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)などの神が生まれました。

 

 素戔嗚尊・須佐之男命(すさのうのみこと)

日本神話に登場する神で出雲神話の祖神とされています。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)の子で天照大神の弟とされています。

高天ヶ原で多くの乱暴を行ったことで天照大神が怒り天の岩戸にこもり、高天ヶ原から追放されました。出雲に下り八岐大蛇を退治し奇稲田姫命(くしなだひめ)を救ったとされています。

 

 邇邇芸命・瓊瓊杵尊・瓊々杵尊・彦火瓊瓊杵・火瓊瓊杵(にぎにぎのみこと)・天津彦彦火瓊瓊杵尊(あまつひこひこほのににぎのみこと)

日本神話に登場する神様。天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫。天忍穂耳尊(あまのおしほみみのみこと)の子。天照大神の命で葦原の中つ国を統治するため、高天原から高千穂峰に天降ったとされる。木花開耶姫(このはなのさくやびめ)を妻とし、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)を生んだ。

 

 天照大神、天照大御神(あまてらすおおかみ)大日女尊(おおひるめのみこと)・大日霊貴神(おおひるめのむちのかみ)

日本神話で高天原(たかまがはら)の主神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の娘。太陽神であり皇室の祖神として伊勢神宮の内宮に祭られています。

素戔嗚尊(すさのおのみこと)の乱暴に天の岩戸にこもり国中が暗闇になったという岩戸神話や孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を葦原中国に降臨させた天孫降臨の神話が知られています。

 

 大国主命(おおくにぬしのみこと)大己貴命・大穴牟遅神(おおなむちのみこと)

出雲神話の神。素戔嗚尊(すさのおのみこと)の子または孫です。少彦名神(すくなびこなのかみ)とともに、中つ国の経営を行っましたが、天照大神(あまてらすおおみかみ)の使者が来ると国土を献上してみずからは隠退しました。

大黒天と同一視されるようにもなりました。因幡(いなば)の白兎の神話は唱歌にも歌われています。

 

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