厳島神社 


 寺社の種類:式内社(名神大)、安芸国一宮、旧官幣中社、別表神社
 創建の時期:推古天皇元年(593年)
 社殿の様式:両流造檜皮葺
 所在地:広島県廿日市市宮島町1-1
 訪問日:2016年8月29日、2006年11月8日

 

宮島口を出航したフェリー、2kmほどの狭い海峡を5分ほどで我々を宮島に運んでくれます。左手には広島特産という牡蠣の筏が浮かんでいます。宮島の大鳥居を右手に眺めながら、フェリーは宮島の桟橋にたどり着きました。

たくさんの観光客と一緒に、波打ち際の参道を進んでいくと朱塗りも鮮やかな厳島神社の神殿です。参道にはたくさんの鹿が我々を迎えてくれます。奈良の鹿も観光客には慣れていますが、ここの鹿もまったく観光客を恐れません。むしろ餌をねだって近寄ってきます。

厳島神社は全国に約500社ある厳島神社の総本社でユネスコの世界文化遺産に「厳島神社」として登録されています。祭神は市杵島姫命、田心姫命、湍津姫命の宗像三女神で朝鮮への海上交通の平安を守護する玄界灘の神として古くから崇められてきた神々です。

平家の崇拝を受けると一門の権力拡大に伴い社殿の造営が行われ、平安貴族の文化も積極的に取り入れられたと言います。舞楽の陵王や還城楽などもこの時代に伝えられたようです。

また社殿の敷地を州浜に求めたのも、弥山をはじめとする宮島全体をご神体と考えたからと言います。

たくさんの観光客と一緒に渡り廊下を渡っていくと厳島神社の拝殿、その前には平舞台や舞楽が行われる高舞台。海の中にそびえる大鳥居と灯篭は観光ポスターなどでもお馴染みのカットです。

瀬戸内海は潮の満ち引きの多いところで、引き潮のころには大鳥居まで歩いていくことができると言います。

 

 2016年8月28日訪問

JR宮島フェリーで宮島へ
海に浮かぶ朱塗りの鳥居
宮島港に到着
厳島神社の案内板
松並木の参道
潮が引いた大鳥居
大鳥居から見る平舞台
歩いて大鳥居へ
見上げる大鳥居
朱塗りの大鳥居
大鳥居の周辺はたくさんの観光客
大鳥居の後ろには弥山
厳島神社の平舞台
参拝入口
回廊の先に平舞台
清水が湧き出す鏡池
回廊の先に大鳥居
卒塔婆石
朱塗りの回廊
拝殿
拝殿
平舞台の狛犬
狛犬と石灯籠
右客神社と金燈籠
火焼前の先に大鳥居
拝殿の前の高舞台
能舞台と能楽屋
能舞台
能舞台
参拝出口
宮島の街並み
昼食はあなご丼のセット
五重塔
五重塔
千畳閣
誓真釣井

 

 2006年11月8日訪問

JR宮島フェリーで宮島へ
曇り空の下に弥山の頂
赤い鳥居の先に船着き場
宮島フェリーの宮島丸
シカがたくさんいます
毛利元就が大勝した厳島合戦の跡
宮島の案内板
厳島神社への参道
松並木の参道
州浜の上に厳島神社
宮島のシンボルは大鳥居
海に浮かぶ大鳥居
州浜に浮かぶ朱塗りの神殿
州浜に浮かぶ朱塗りの神殿
厳島神社から眺める五重塔
塗りの神殿の先に大鳥居
朱塗りの回廊
州浜に浮かぶ朱塗りの神殿
国宝の高舞台
朱塗りの拝殿
州浜の上に浮かぶ能舞台
勅使が渡ると言う反り橋
朱塗りの回廊の先に反り橋
潮が引くと州浜が現れます
潮が引くと州浜が現れます
州浜の上に朱塗りの神殿
潮が引き始めた州浜
石燈籠の先に大鳥居

 

関連記録・コース

 市杵島姫尊・市寸島比売命(いちきしまひめのみこと)中津島姫命(なかつしまひめのみこと)

日本神話に登場する神、天照大神(あまてらすおおみかみ)素戔嗚尊(すさのおのみこと)との誓約(うけい)の時に生まれた宗像三女神の一です。福岡県の宗像大社の辺津(へつ)宮の祭神です。

神仏習合本地垂迹の考えのもと、市杵島姫神が美しい水の神であることからインドの神様である弁才天と同一視されました。

 

 田心姫命・多紀理毘売命(たぎりひめのみこと)

日本神話に登場する神、天照大神(あまてらすおおみかみ)素戔嗚尊(すさのおのみこと)との誓約(うけい)の時に生まれた宗像三女神の一です。福岡県の宗像大社の沖津宮の祭神です。

 

 湍津姫尊・多岐都比売命(たぎつひめのみこと)

日本神話に登場する神、天照大神(あまてらすおおみかみ)素戔嗚尊(すさのおのみこと)との誓約(うけい)の時に生まれた宗像三女神の一です。福岡県の宗像大社の中津宮の祭神です。

 

 天照大神、天照大御神(あまてらすおおかみ)大日女尊(おおひるめのみこと)・大日霊貴神(おおひるめのむちのかみ)

日本神話で高天原(たかまがはら)の主神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の娘。太陽神であり皇室の祖神として伊勢神宮の内宮に祭られています。

素戔嗚尊(すさのおのみこと)の乱暴に天の岩戸にこもり国中が暗闇になったという岩戸神話や孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を葦原中国に降臨させた天孫降臨の神話が知られています。

 

 素戔嗚尊・須佐之男命(すさのうのみこと)

日本神話に登場する神で出雲神話の祖神とされています。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)の子で天照大神の弟とされています。

高天ヶ原で多くの乱暴を行ったことで天照大神が怒り天の岩戸にこもり、高天ヶ原から追放されました。出雲に下り八岐大蛇を退治し奇稲田姫命(くしなだひめ)を救ったとされています。

 

 宗像三女神

市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)湍津姫神(たぎつひめのかみ)田心姫神(たごりひめのかみ)の総称

宗像大社で海上交通の守護神として祀られ、田心姫神が沖津島の沖津宮に、湍津姫神が大島の中津宮、市杵島姫神が田島の辺津宮に祀られています。

 

 神仏習合(しんぶつしゅうごう)神仏混淆(しんぶつこんこう)

日本古来の神と外来宗教である仏教とを結びつけた信仰のこと。すでに奈良時代から寺院に神が祀られたり、神社に神宮寺が建てられたりした。平安時代頃からは本格的な本地垂迹(ほんじすいじやく)説が流行し、中世になって両部神道などが成立した。

 

 本地垂迹(ほんちすいじゃく)

菩薩や仏陀がかりに神の姿をとって垂迹するという説、神は権現と呼ばれるようになった。神の正体とされる仏を本地仏と言う。神々に付会される仏は、宗派、信仰、寺院、神社によって異なる。

 

 市杵島姫尊・市寸島比売命(いちきしまひめのみこと)中津島姫命(なかつしまひめのみこと)

日本神話に登場する神、天照大神(あまてらすおおみかみ)素戔嗚尊(すさのおのみこと)との誓約(うけい)の時に生まれた宗像三女神の一です。福岡県の宗像大社の辺津(へつ)宮の祭神です。

神仏習合本地垂迹の考えのもと、市杵島姫神が美しい水の神であることからインドの神様である弁才天と同一視されました。

 

 天照大神、天照大御神(あまてらすおおかみ)大日女尊(おおひるめのみこと)・大日霊貴神(おおひるめのむちのかみ)

日本神話で高天原(たかまがはら)の主神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の娘。太陽神であり皇室の祖神として伊勢神宮の内宮に祭られています。

素戔嗚尊(すさのおのみこと)の乱暴に天の岩戸にこもり国中が暗闇になったという岩戸神話や孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を葦原中国に降臨させた天孫降臨の神話が知られています。

 

 素戔嗚尊・須佐之男命(すさのうのみこと)

日本神話に登場する神で出雲神話の祖神とされています。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)の子で天照大神の弟とされています。

高天ヶ原で多くの乱暴を行ったことで天照大神が怒り天の岩戸にこもり、高天ヶ原から追放されました。出雲に下り八岐大蛇を退治し奇稲田姫命(くしなだひめ)を救ったとされています。

 

 宗像三女神

市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)湍津姫神(たぎつひめのかみ)田心姫神(たごりひめのかみ)の総称

宗像大社で海上交通の守護神として祀られ、田心姫神が沖津島の沖津宮に、湍津姫神が大島の中津宮、市杵島姫神が田島の辺津宮に祀られています。

 

 天照大神、天照大御神(あまてらすおおかみ)大日女尊(おおひるめのみこと)・大日霊貴神(おおひるめのむちのかみ)

日本神話で高天原(たかまがはら)の主神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の娘。太陽神であり皇室の祖神として伊勢神宮の内宮に祭られています。

素戔嗚尊(すさのおのみこと)の乱暴に天の岩戸にこもり国中が暗闇になったという岩戸神話や孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を葦原中国に降臨させた天孫降臨の神話が知られています。

 

 素戔嗚尊・須佐之男命(すさのうのみこと)

日本神話に登場する神で出雲神話の祖神とされています。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)の子で天照大神の弟とされています。

高天ヶ原で多くの乱暴を行ったことで天照大神が怒り天の岩戸にこもり、高天ヶ原から追放されました。出雲に下り八岐大蛇を退治し奇稲田姫命(くしなだひめ)を救ったとされています。

 

 宗像三女神

市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)湍津姫神(たぎつひめのかみ)田心姫神(たごりひめのかみ)の総称

宗像大社で海上交通の守護神として祀られ、田心姫神が沖津島の沖津宮に、湍津姫神が大島の中津宮、市杵島姫神が田島の辺津宮に祀られています。

 

TAG:一之宮神社、2006年11月8日 弥山(宮島)
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