秩父観音霊場29番 笹戸山長泉院 


 寺社の種類:曹洞宗の寺
 創建の時期:-
 所在地:埼玉県秩父市荒川上田野557
 訪問日:2024年4月10日

 

秩父観音霊場29番の寺は笹戸山長泉院、曹洞宗の寺院です。現地の案内板によると長泉院の開山は正暦元年(990年)平安時代の中期である。無住の観音堂であったが元亀2年(1571年)に日野沢(皆野町)大通院より和尚を招聘、以降曹洞宗に列して寺院としての面目を得た。

堂宇はその後何度も火災に遭ったが、現在の本堂は場所を移し、天保4年(1833年)に建てられたものである。日本有数の石札が残ることから石札堂とも呼ばれていると紹介されています。

境内は春の花が咲き競っていました。境内の花だよりでは今咲いているのはアセビ、ミツバツツジ、ソメイヨシノ、ツバキ、ヤエシダレザクラ、ボケ。本堂手前のミツバツツジが赤紫の花が咲き乱れています。

長泉院の延命地蔵
長泉院の案内板
境内はたくさんの春の花
境内に豊川ダ枳尼天
千社札が張られた観音堂
三千女の奉納額
観音堂
石に書かれた達磨大師
秋葉堂
水子地蔵
境内のミツバツツジ

たくさんの千社札が張られている観音堂には三千女の瀧女の奉納額、渕より瀧女が現れ龍燈を捧げ十余人の巡礼を案内し岩屋の中より聖観音像を見出し御堂を建てて安置せられたと書かれていました。

また観音堂の前には河原の石に書かれた達磨像が置かれていました。

 

関連記録・コース

 曹洞宗(そうどうしゅう)

禅宗の一派。中国の禅宗第六祖慧能の法系である洞山良价 (807~869年) を祖とする。中国禅宗五家七宗の一つ。鎌倉時代に道元が入宋して伝えた。福井県の永平寺と神奈川県の総持寺とを大本山とする。

 

 聖観音菩薩・正観音菩薩(せいかんのん)

六道を教化する六観音の一つ、地獄道を化益するという。1面2臂が特徴とされる。

 

 秩父三十三観音霊場・秩父三十三ケ所

秩父地方にある三十三ヶ所の観音の霊場。実際は三十四ヶ所あり西国三十三観音霊場坂東三十三観音霊場と合わせて日本百観音霊場とした。

 

 道元(どうげん)・承陽大師

鎌倉時代の仏僧。曹洞宗の開祖。内大臣久我通親の子。幼くして比叡山に上ったがその教学に疑問をもち、栄西について禅を学び1223年明全(みょうぜん)とともに入宋した。天童山で如浄の印可を受け1228年帰国した。

 

 六観音(ろくかんのん)

六観音は六道輪廻の思想に基づき、六種の観音が六道に迷う衆生を救うという考えから生まれたもの。地獄道 - 聖観音、餓鬼道 - 千手観音、畜生道 - 馬頭観音、修羅道 - 十一面観音、人道 - 准胝観音、天道 - 如意輪観音とされる。天台系では准胝観音の代わりに不空羂索観音を加えて六観音とする。

 

 西国三十三観音霊場・西国三十三ヶ所

近畿地方を中心に散在する33ケ所の観音霊場。花山法皇の巡礼を創始とすると伝えられる。室町時代から民間人の参拝が増え、江戸時代に盛んとなった。

 

 坂東三十三観音霊場・坂東三十三ヶ所

源頼朝によって発願され、源実朝が西国の霊場を模範として制定したと伝えられてる33ヶ所の観音霊場。神奈川・埼玉・東京・群馬・栃木・茨城・千葉にかけてある札所を巡拝すると1,300キロメートルになると言う。

 

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