金昌寺は子育て観音の祀られる寺として知られていす。このためもあってか、観音霊場の参拝客の他にも子育てのお願にこの寺を訪れる人も多いようです。
山門の前に立つと大きさ3mと言う大わらじが目にに入ります。
朱塗りの観音堂にはたくさんの千社札が張られていました。
観音堂の脇にはひざに赤子を抱き乳を飲ませる子育て観音が祀られています。
金昌寺の境内にはたくさんの石仏が祀られています。
境内の奥には弘法大師が祀られた小さな岩屋もあります。
石段の脇や斜面など所狭しと祀られる石像は1300体余りとか、長い年月で首の落ちた石像もありました。
禅宗の一派。中国の禅宗第六祖慧能の法系である洞山良价 (807~869年) を祖とする。中国禅宗五家七宗の一つ。鎌倉時代に道元が入宋して伝えた。福井県の永平寺と神奈川県の総持寺とを大本山とする。
平安時代の僧。真言宗の開祖。最澄と並ぶ平安仏教の確立者。15歳で母方の伯父阿刀大足(あとのおおたる)について京都へ遊学。延暦23年(804年)入唐し翌々年帰朝。高野山に金剛峰寺を建立し東寺(教王護国寺)を真言道場とした。
鎌倉時代の仏僧。曹洞宗の開祖。内大臣久我通親の子。幼くして比叡山に上ったがその教学に疑問をもち、栄西について禅を学び1223年明全(みょうぜん)とともに入宋した。天童山で如浄の印可を受け1228年帰国した。
六観音は六道輪廻の思想に基づき、六種の観音が六道に迷う衆生を救うという考えから生まれたもの。地獄道 - 聖観音、餓鬼道 - 千手観音、畜生道 - 馬頭観音、修羅道 - 十一面観音、人道 - 准胝観音、天道 - 如意輪観音とされる。天台系では准胝観音の代わりに不空羂索観音を加えて六観音とする。
源頼朝によって発願され、源実朝が西国の霊場を模範として制定したと伝えられてる33ヶ所の観音霊場。神奈川・埼玉・東京・群馬・栃木・茨城・千葉にかけてある札所を巡拝すると1,300キロメートルになると言う。