大正池10:30~竹炭工房10:55/11:50~鐘撞堂山12:15/25~大正池13:15
昨日の天気予報では一日中雨模様でしたが朝になると曇りのち晴れに代わっています。変わりやすいこの時期の天気予報はなかなか難しいものがあるようです。
三郷駅前から車で2時間、鐘撞堂山近くの大正池に車を止め山頂を目指すことにしました。
集落の中の道をしばらく進むとヒノキ林の中に林道が始まります。所々に道が分かれていますが道標も整備され迷うこともありません。車止めゲートで道を右に折れ僅かに登ると竹炭工房です。
ネット上でも紹介されている竹炭を作っているところです。御主人は気さくな人、採れたての真竹を焼いてくれました。孟宗竹は料理などでお馴染みですが真竹はアクが少なく煮物などでも美味しいと言います。御主人の話ではシカやイノシシが良く食べるようで早い者勝ちと言っていました。
竹炭工房からは雑木林の山道を登って行きます。しばらく登ると高根山への道を左に分け展望が利かない尾根道を登って行きます。梅雨時の変わりやすい天気、遠くからは雷が近づいているようです。
山頂直下の木の階段を巻き道で登って行くと展望台が建つ山頂です。地元のボランティアの人が設置したのか、竹筒の先にはスカイツリーも望むことができると言います。しかし曇り空の下に都心のビル群が霞んでいるだけです。
ここは戦国時代の鉢形城の見張り台であったところ、事があった時は鐘を撞いて合図をしたと伝えられています。しばらくすると雨がポツポツ、北西側には釜伏山から登谷山の稜線が見えていましたがその頂は雨雲に覆われているようでした。
雨具に身を包み往路を下ることにします。幸い雨雲は近くを通り抜けたようでしばらくすると鳥の声も聞こえてきました。
視界が開ける山道をからは黒い雨雲の下に雨柱、この下では激しい雨が降っているのでしょう。
帰りは道の駅ちちぶに立ち寄り名物と言うわらじ丼定食を食べていくことにしました。お肉の厚さは薄いもののわらじに見立てた2枚のカツは食べ応えがありました。
千葉を経由し秩父を往復すると400km以上、確かに遠いものです。なかなか気軽に訪れることはできなくなったのが実感でした。