石丸峠から牛ノ寝通り~石丸峠から続く長い尾根道~ 


標高
石丸峠 1925m、榧ノ山 1429.4m、牛ノ寝 1352m
山域
中央線沿線
登山日
2016年9月25日(日)、晴れ
歩程
行動時間6:55、歩行時間5:50
歩行距離
12.1km
標高差
352m
累積標高差
+607m、-1452m
登山口
小屋平mapon
交通機関
 往路:甲斐大和から栄和交通バス、 復路:小菅の湯から西東京バス
登山コース
小屋平~石丸峠~榧ノ尾山(川入・ホンゴウ)~牛ノ寝~大ダワ(棚倉)~モロクボ平~小菅の湯
コースmap
牛ノ寝通り

 

山行の記録

 コースタイム

小屋平10:20~林道分岐10:45/50~石丸峠11:40/12:00~1460m付近12:50/13:00~榧ノ尾山13:25~1300m付近14:10/20~牛ノ寝14:30~大ダワ15:05/15~705m付近16:35/40~山沢16:55/17:00~小菅の湯17:10

 小屋平バス停~石丸峠

大菩薩峠から小金沢山へと続く稜線上にある石丸峠、ここから小菅の湯へと緩やかに下って行く尾根道は牛ノ寝通りと呼ばれるところで、ブナの紅葉が綺麗なところとしてネットなどにも紹介されています。

9月は延々と続く雨模様で山に行けたのは1日だけ、久しぶりの晴れと言う天気予報に誘われ甲斐大和駅を目指しました。駅前に待っていた栄和交通のバスは2台、そろそろ秋の気配も漂い始めたこの時期は大菩薩へと向かうハイカーも多いようです。

小屋平のバス停からは樹林帯の中の登りが始めります。前日まで雨が降っていたこともあり登山道は多少濡れていましたがスパッツを付けるほどのこともありません。

小屋平のバス停
樹林帯の登り
林道を越えると富士山
目の前に上日川ダムも見えています

林道を越えると登山道は左手の唐松林を登るようになります。青空の下のは青黒いシルエットとなった富士山が顔を出しています。目の前には上日川ダムが見えていました。

温暖化の影響か天気予報ではまだまだ暑い日が続いています。落葉松の梢は黄色く色付き始めているものの今年の紅葉にはまだ数週間は時間が必要なようです。

色付き始めた落葉松林の登り
視界が開けると富士山
視界が開けると小さな崩壊地
熊沢山からの道を合わせ

ひと登りすると登山道は熊沢山の山腹を巻くように登って行きます。やがて視界が開けると小さな崩壊地です。青黒くそびえる富士山は初冠雪があったようで山頂直下には白いものが見えていました。

熊沢山から下ってくる道を左から合わせると小金沢へと続く稜線、小さく登った先が石丸峠です。振り返ると青空の下に南アルプスの長い稜線が広がっていました。

 石丸峠~牛ノ寝~大ダワ~小菅の湯

石丸峠の道標を左に折れると牛ノ寝通りが始まります。コメツガの林を下る道はジグザグを繰り返しながら高度を落としていきます。地形図には玉蝶山というピークもあるようですが巻道が付けられているよいうで見付けることができません。

やがて下りも緩やかになると心地よい尾根道が続きます。道端には作業道へと下る道標もありました。雑木林の中を下って行く尾根道はブナやミズナラの紅葉に彩られるところのようです。春先や紅葉の時期にはたくさんのハイカーが訪れるところのようですがこの時期は行き交う人もまばらです。

石丸峠の手前からは南アルプスの山々
石丸峠から牛ノ寝へ
樹林帯の中の下り
玉蝶山付近の急坂を下り
作業道へ下る道標

しばらく下ると榧ノ尾山です。小さな広場には三角点と山頂標識、しかし木立に覆われたピークからは展望を期待することはできません。

雑木林の中の下り
榧ノ尾山には三角点
1300m付近で小休止
牛ノ寝には道標もない

緩やかに下って行く道は程なく大ダワにたどり着きます。まっすぐ進む道は大マテイ山の山肌を巻き松姫峠へと続いているようです。新緑の頃などに訪れると気持ちの良い尾根歩きが楽しめるところでしょう。

道端の炭焼き窯
小さなピークにも巻道
大ダワで小休止
大ダワの分岐を左に

我々は大ダワの分岐から道を左にモロクボ平を目指して下って行きます。登山道は緩やかに雑木林の中を下っていきます。途中には桟道もあり左手が切れ落ちているところもありました。

倒壊した棚倉小屋跡
緩やかに下って行きます
左が切れ落ちた桟道
倒木を越え

しばらく下ると道端にワサビ田をへと下る道標、我々はモロクボ平を越え小菅の湯に下ることにしました。

雑木林をさらにしばらく下るとモロクボ平、さらに下って行くと川久保と田元・中組の分岐です。ここは道を右に、登山道は暗い樹林帯の中をジグザグに下って行きます。つま先下がりの急坂は疲れた足にはなかなか堪える下りでした。

たどり着いた登山口
小菅の湯

小さな橋を渡ると登山口の広場、小菅の湯までは集落の中を登り返すことになります。道の駅の駐車場はまだたくさんの入浴客で賑わっているもののバスは最終の奥多摩行です。辺りが薄暗くなり始めるころ奥多摩行きのバスがやってきました。

 

 コース GPSmap

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その他のコース・山行記録
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