二子玉川駅10:25~二子橋10:40~二子神社10:55~光明寺11:10~二ヶ領用水11:25~溝の口神社11:30~宗隆寺11:35~溝の口駅11:40~身代り不動12:20~下作延南谷公園12:30/40~宮前平駅13:05~浄照寺13:45~有馬さくら公園14:15/30~中川駅15:05
やはり暑い時期は街あるきに向いていません。6月の大山道以来の街あるきです。今回は多摩川の渡しがあった二子玉川駅から歩き始めます。
二子玉川駅からは多摩川を渡ります。江戸時代には江戸の防衛線として架橋が制限され大正時代まで大山街道は二子の渡しで結ばれていました。橋のたもとには二子橋の石碑があります。二子の渡し場入口の案内の先には二子神社があります。
岡本かなこ子の文学碑がある二子神社はお祭りのようです。地元の人が忙しそうに準備をしていました。ここは大山街道の宿場町の一つ、伝馬の継立のほか川止めの時は宿泊もしていたと言います。街道沿いには大山ふるさと館など、当時を今に伝えるところがあるようです。
街道沿いに暫く歩くと二ヶ領用水です。現地の案内板によると江戸時代の灌漑用水です。洪水や氾濫を繰り返す多摩川は、川沿いであっても灌漑の利用が困難であったようで江戸時代の初めから掘削が行われ稲毛領、川崎領の2つを潤していたと言います。
やがて道は溝の口神社です。七五三参りの時期、境内は着飾った子供を連れた家族連れで賑わっています。境内には親楠や子楠、長寿ケヤキなどの古木がありました。
街道沿いには日蓮宗の宗隆寺、本堂の傍には祖師堂がありました。
大山街道の案内板を過ぎると武蔵溝の口です。南武線と東急田園都市線が交わるところ、道を間違いながら溝の口駅を越えます。ここからは鎌倉街道の街歩きでも歩いたところです。
緩やかに登って行く道は笹の原の子育て地蔵へ、国道246号線を渡り近くの身代わり不動に立ち寄ることにしました。朱塗りの大きな建物は厄除け、交通安全のお寺としたたくさんの参拝客を集めるところとか。車で訪れる人が多いようですがまだ残暑が厳しい時期、人影はまばらでした。
道は梶ヶ谷の歩道橋から住宅地の中を歩くようになります。しばらく歩くと宮前平駅、駅前には石造りのモニュメントがあります。鷺沼を超えしばらく歩くと国道246号線、国道沿いの浄照寺は改築が完了し近代的な建物になっていました。
道を間違いながら住宅地の中を歩くと県道日吉元石川線です。暑い中道間違いはしましたが歩程は13km、今回の街あるきは地下鉄の中川駅までとすることにしました。