小川山かもしかコース・唐沢の滝コース~梯子やロープを頼りに登る岩峰~ 


標高
小川山かもしかコース・唐沢の滝コース
山域
奥秩父
登山日
2016年6月3(金)、晴
歩程
行動時間 3:45、歩行時間 3:20
歩行距離
3.4km
標高差
352m
累積標高差
+440m、-440m
登山口
廻り目平mapon
交通機関
 中央道長坂ICから60km
登山コース
廻り目平~小川山分岐~唐沢の滝~廻り目平
コースmap
小川山かもしか・唐沢の滝コース

 

山行の記録

 コースタイム

廻り目平9:10-1670m付近9:30/35-小川山分岐11:00/15-唐沢の滝35/45-廻り目平12:55

 小川山かもしかコース・唐沢の滝コース

予定では小川山の往復ですが歩程は7時間くらい、昨日の疲れもありかもしかコースの途中から唐沢の滝までを周遊することにしました。

駐車スペースの先にバンガロー
朝食はリゾット
青空の下に広いテン場
かもしかコースの登山口

山名表示 ※クリックすると山名を表示・非表示します。
廻り目平のテン場

バンガローの先からかもしかコースの登山道が始まります。白樺の林の中を緩やかに登り始めた道は次第にジグザグを切りながら傾斜を増していきます。しばらく登るとミツバツツジの赤紫の花も残っていました。

白樺の林の中を登り
岩っぽい道が始まります
ミツバツツジも咲いています
木立の先は弘法岩か

やがて登山道は岩っぽい急坂を登って行くようになります。目の前が開けた岩の上から見上げる岩峰は弘法岩か、振り返ると廻り目平をめぐるようにそびえる岩の稜線が見えています。岩を頭に載せた頂は朝日岳から続く尾根上のピーク、金峰山は稜線の先に隠れその姿を見せていないようです。

廻り目平をめぐる岩の稜線
岩っぽい登山道
シャクナゲの林の中を登り
アルミの梯子の先に固定ロープ

シャクナゲの林の中を登って行く岩っぽい登山道の先にはアルミの梯子や固定ロープもあります。やがて登山道は左手の岩場を下るようになります。小さい岩場や垂直の梯子などもあり多少緊張するところです。

シャクナゲの稜線
シャクナゲの花が残っています
右手の岩の先は行き止まり
岩場を下るとアルミの梯子

見上げる岩峰の脇の登り返すと登山道は小川山への分岐点にたどり着きました。上から下ってきた単独行の男性の話ではこれからもきつい登りが続くと言います。出発したのが5時過ぎとか、やはり7時間の歩程が必要な山のようです。

今日はここから唐沢の滝をめぐり廻り目平に下ることにしました。下りにも長いアルミの梯子が懸かっています。北斜面のためか登山道にはまだシャクナゲの淡いピンクの花が残っていました。

急坂を登ると小川山への分岐
唐沢の滝に下る道にシャクナゲ
アルミの梯子を下り
沢に向かって下って行きます

荒れた登山道にはテープや道標などもありますが落ち葉に覆われ判り難いところもあります。暗い林の中をわずかに登り返すと白い飛沫を上げなら落ちる唐沢の滝です。落差は35m、途中に岩壁が崩壊したのか深い穴が開いていました。

荒れた登山道
小さく登り返すと唐沢の滝
白い飛沫を上げる唐沢の滝
岩の庇に赤ペンキ

唐沢の滝からは沢沿いの道を下って行くことになります。見上げるような大岩の基部を下って行くところもあります。しばらく下ると見上げる岩に残置ハーケン、その先では岩登りの若者の声が聞こえてきます。

やがて谷が広くなってくると左手の岩場ではボルダリングを楽しむ若者が、これから岩場に向かうのかボルダリングのマットを背負った若者も登ってきました。

岩壁の基部を下って
見上げる岩には残置ハーケン
緑の林の中を廻り目平へ
たどり着いた廻り目平の駐車場

廻り目平の駐車場が近づくと車を停めた広い場は目の前です。休日とあって駐車場はたくさんの車で溢れていました。群馬、横浜などのナンバーのほか遠く関西から訪れた車もあるようです。

自由広場にはテントも
広場に腰を下ろし昼食
テン場で焼いたピザ
廻り目平の周辺にはレンゲツツジ

明るい日を浴びた広場に腰を下ろして昼食にしました。お昼はお汁粉と昨夜作る予定だったピザです。ベーキングパウダーを使うため生地を寝せる必要はありません。初めて作りましたが結構美味しくできたようです。でもやはり手やボールは粉で汚れるため水のあるところでないと中々辛いものがありそうです。

 

 コース GPSmap

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