大弛峠から金峰山~奥秩父を横断する峠から五畳岩の頂~ 


標高
金峰山2595.2m、朝日岳2579m
山域
奥秩父
登山日
2016年6月3(金)、晴
歩程
行動時間 6:10、歩行時間 4:50
歩行距離
8.1km
標高差
236m
累積標高差
+543m、-543m
登山口
大弛峠mapon
交通機関
 中央道ICから44km
登山コース
大弛峠~朝日岳~金峰山(往復)
コースmap
金峰山

 

山行の記録

 コースタイム

大弛峠10:50-2525m付近11:50/12:00-朝日岳下12:10/50-金峰山14:00/25-朝日岳15:50/55-朝日峠16:25-大弛峠17:00

 大弛峠~金峰山(往復)

たどり着いた大弛峠は平日にもかかわらずたくさんの車で溢れています。

5月30日に大弛峠までの林道が開通したこともあるでしょうが駐車場は車で一杯、路肩に駐車している車も数台ありました。大弛小屋の林の中はテン場になっているようでカラフルなテントも張られていました。

車が溢れている大弛峠
金峰山への登山口
シラビソの林の中の登り
緩やかな尾根道歩き

登山口からはシラビソ林の中の登りが始まります。そろそろ暑い季節が始まろうとしていますが2000mを越える稜線はまだ芽ぶきも浅く日が陰ると寒さも感じそうです。ひと登りすると緩やかな稜線歩きが始まります。

小さく下った鞍部は朝日峠で大きなケルンが積み上げられていました。緩やかに登り返すと展望が広がる稜線です。岩っぽいピークから振り返ると登って来た稜線の先に大弛峠、その先には国師ヶ岳や北奥千丈が見えています。晴れているものの甲府方面は青く霞んだ空の下に帯那山、曲岳や茅ヶ岳など、南アルプスの稜線や富士山は雲の中にその姿を隠していました。

岩っぽい急坂を登って
朝日峠にケルン
視界が開けると岩っぽい稜線
振り返る大弛峠と奥秩父の山々

縞枯れの目立つ稜線の先は朝日岳の山頂です。風が巻き上げる頂の先には五畳岩を頭に載せた金峰山が見えていました。

甲府側の展望は帯那山や中津森
シラビソの稜線
朝日岳の山頂
山頂の先から鉄山と金峰山

山頂から岩っぽい急坂を下ると小さな鞍部、ここで昼食をとったのちシラビソなどの樹林帯を金峰山へと登って行きます。途中、鉄山へと登って行くふみ跡を左に分け緩やかに登って行くと金峰山の肩にたどり着きました。

この付近は森林限界を越えているようでイブキジャコウソウやコメバツガザクラなど高山植物が咲く稜線です。キバナシャクナゲはすでに満開を過ぎているようでわずかに黄色い花が咲き残っています。大きな岩が積み重なる先には三角点がある金峰山の山頂標識がありました。

岩っぽい急坂を下り
縞枯れの先に金峰山
鉄山への分岐は通行止め
展望が広がる金峰山の稜線

山頂の先には見上げるような五畳岩がそびえています。途中までは登って行くことができるようですがその上部へは手がかりや足がかりもなく登ることができないようです。

積み重なる岩の上を登り
目の前には大日岩と瑞牆山
大きな岩の下をくぐり
金峰山の山頂
積み重なる岩の先に五畳岩
そびえ立つ五畳岩

山頂からは大弛峠へと戻ることにします。すでに2時を過ぎていましたがまだ大弛峠から登ってくる若者も何人か、甲武信ヶ岳から登って来たと言うテント装備の若者は「今夜は大弛峠でテント泊」と言っていました。

五畳岩は途中まで登って行けそうです
大弛峠を目指し下り始め
シラビソの林を下って
朝日岳への登り返し

息を切らせながら登り返した朝日岳から振り返る金峰山は巻き上がる雲の中にその頂を隠していました。

振り返る金峰山は雲の中
小さなアップダウンを繰り返し
大弛峠は目の前
大弛峠にはテントも張られています

ここからも小さなアップダウンを繰り返しながらシラビソの急坂を下ると大弛峠です。テント泊するのかまだ駐車場には数台の車が停まっていました。

 廻り目平で宿泊

廻り目平へは未舗装の荒れた林道をおよそ12km、一般の車ではお腹を擦りそうな辛い下りです。

廻り目平のバンガロー
バンガローで夕食
トマトとペンネのスープ
サンマの混ぜごはん
じゃがりこのポテトサラダ
ジンギスカン

ようやくたどり着いた廻り目平のバンガローで今夜は宿泊です。2棟しかないバンガローは泊まれるだけ、炊事などの施設は無く小屋前の石に腰を下ろしての炊事になりました。

 

 コース GPSmap

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その他のコース・山行記録
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